出版社内容情報
中毒学全般をわかりやすく解説したもの。中毒学の一般原理の解説にはじまり、農薬、大気汚染物資等の環境に影響を及ぼす毒物をはじめ、化学兵器、生物兵器、動物毒、植物毒、食中毒、細菌毒などの広範囲にわたる中毒を取り上げている。【編集担当者コメント】日本にも中毒学と名の付いた書籍はたくさんあるが、それらの多くは、特定された専門分野の中毒学である。本書では、一専門分野の中毒学ではなく、中毒学全般にわたる解説がなされている。また、中毒学の専門家や研究者でない、中毒学に興味のある一般の方々にも、身の回で起こる中毒が理解できるよう、やさしい言葉で表現されており、構造式や反応式をとばして読んでも中毒学の概念が収得できるユニークな編集となっている。
内容説明
大学生を対象とした教科書兼参考書。化学で説明できる中毒現象を網羅し、構造式や反応式をとばして読んでも中毒学の概念が得られるように編集した。
目次
１ 一般原理
２ 環境に影響を及ぼす毒物
３ 犯罪と関連した毒物
４ 戦争やテロと関連した物質
５ 食品中の毒物や添加物
６ 陸地産の動物毒
７ 水産の動物毒
８ 植物、カビと細菌の毒
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こずえ
2
毒ガスや細菌兵器について研究している有名な学者の著作物。毒全般について書いてある。
