地図でみる世界の地域格差ＯＥＣＤ地域指標〈２０２０年版〉都市集中と地域発展の国際比較

ＯＥＣＤ【編著】/中澤 高志【監訳】/久木元 美琴/鍬塚 賢太郎/松宮 邑子/甲斐 智大【訳】

明石書店（2021/09発売）

• サイズ B5判／ページ数 168p／高さ 26cm
• 商品コード 9784750352619
• NDC分類 601
• Cコード C0036

目次

第１部　よりよい健康と持続的な幸福に向けた社会の危機対応力（地域別にみたＣＯＶＩＤ‐１９による健康への影響；地域別にみた健康増進の取り組みと危機に強い医療システム（ＳＤＧ３）　ほか）
第２部　経済の危機対応力と地域経済格差（ＣＯＶＩＤ‐１９のロックダウンに直面する地域：リモートワークの可能性；地域の情報格差　ほか）
第３部　環境の危機対応力と持続可能な開発（地域と都市における生物多様性と自然生態系の保護（ＳＤＧ１４‐１５）
気候中立経済に向けた地域と都市の役割（ＳＤＧ１３）　ほか）
第４部　人口変動、高齢化、都市化に直面する地域と都市（地域の人口増加；都市人口増加のグローバルな傾向　ほか）
第５部　地方政府の財政と投資（地方政府の支出；政府レベル別の支出責任　ほか）
付録

著者等紹介

中澤高志［ナカザワタカシ］
１９７５年神奈川県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了（博士（学術））。現在、明治大学経営学部教授。専攻は、経済地理学、都市社会地理学

久木元美琴［クキモトミコト］
１９７９年鹿児島県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了（博士（学術））。現在、専修大学文学部教授。専攻は、都市社会地理学、公共サービスの地理学、特に地域における子育て支援を中心とした福祉サービスの需給の地域差

鍬塚賢太郎［クワツカケンタロウ］
１９７２年福岡県生まれ。広島大学大学院文学研究科博士課程後期修了（博士（文学））。現在、龍谷大学経営学部教授。専攻は、経済地理学

松宮邑子［マツミヤユウコ］
１９９２年東京都生まれ。明治大学大学院文学研究科地理学専攻博士後期課程修了（博士（地理学））。明治大学研究・知財戦略機構博士研究員を経て、現在、埼玉大学人文社会科学研究科専任講師

甲斐智大［カイトモヒロ］
１９９１年福岡県生まれ。東北大学環境科学研究科博士前期課程修了（修士（環境科学））。石川県立金沢錦丘高等学校教諭を経て、岐阜大学地域科学部助教（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[くらーく]

つらつらと眺め、日本って結構良い国だなと思いますわ。バランスも取れているし。まあ、出羽守もいるけど、ここに見れば日本よりも良い指標を出す国もありますが、全体的、相対的には、良い感じですな。 ただ、とても気になる指標があって、P.32の清浄な空気ですね。大気汚染が先進国の中では、かなり悪い。P.29の呼吸器系疾患の死亡率が最低。 どうしてなのかねえ。まあ、平均寿命を鑑みれば、肺炎で亡くなるのは分からんでも無いけど。空気はPM2.5なので、西側からの影響もあるだろうし。全くねえ。困ったもんだ。

2022/02/26

[ぴーとろ]

OECDが出しているのを翻訳なので、日本のデータが載っていないところも多々あり。ヨーロッパ中心で書かれているのが残念に思いつつ、ふとヨーロッパにおける日本の立ち位置ってこんな感じなんだなと再認識した。

2021/11/20