- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 電撃文庫
内容説明
名門の研修のため、夏期休暇の間名門と離れ寮で過ごすこととなった小谷。離れていた時間が小谷の心にもたらしたのは、不安と、寂しさと、ほんの少しの力強さと、そしてどうしようもない名門への強い想いだった―。しかし、小谷は気づいていなかった。名門に宛てられたグレーの封筒…その中に込められた別離の予感に。最後の夏まで、あともう少し。それまでの時間を、小谷は名門と共にすることができるのか…?せつなく胸をしめつける短編連作、第2巻。
著者等紹介
住本優[スミモトユウ]
1985年3月21日生まれの関西在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coco夏ko10角
17
シリーズ2作目。1巻で「?」だったことがちょっと解消されたり繋がったり。ここからどうなるんだろう…。本当にそのときになったら遺伝子強化兵の子供たちは全員死んでしまうん?どうやって?色々気になるのですぐに最終巻読もう。2015/04/21
扉のこちら側
4
発売当初に初読。2005/04/25
椎名
4
一巻よりぐっと良くなっていた。ヒステリックでいて人の目を伺っている太一からも感じていたことだが、まだ精神的にも身体的にも未熟な「子供」という存在の描写が非常に上手いんですよね。ただ不器用で孤独なだけだった吉原、ひた向きで懸命だったからこそ誰も彼もを傷付けてしまった華乃。きっとあなたに酷いことを言ってしまうと思う、けれどどうか、明日の私を許してください。この手紙を書ける華乃の、子供の中に存在している理性と思考に形作られた大人びた部分にぐっとくる。ちりぢりになるという意味で戀、という雑学めいた話も面白かった。2015/04/08
るっぴぃ
3
1巻よりも自己中心的な感じが減っていて読んでいて楽になった。相変わらず、いとしい、いとしいと言う心の部分が可愛すぎるー!!2010/01/29
ソラ
2
【再読】2021/05/04