目次
1 地震・津波防災とは(防災ってなに?;地震防災;津波防災)
2 地震への「そなえ」と法(国の法による「そなえ」;地方の条例による「そなえ」;海外の活断層規制法)
3 津波への「そなえ」と法(津波対策の推進に関する法律;津波防災地域づくりに関する法律;気象業務法;徳島県条例)
4 地震・津波に関する様々な事例(地震に関する事例;津波に関する事例)
5 おわりに―地震・津波が起こったら(どう行動すればいいだろう;被害に遭ったらどうしよう;東日本大震災の経験)
著者等紹介
村中洋介[ムラナカヨウスケ]
1987年生まれ。2014年、博士(法学)。同年首都大学東京法科大学院助教。電力中央研究所主任研究員を経て、2019年より静岡文化芸術大学専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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卓ちゃん
1
大川小学校や野蒜小学校で起きたような「災害時の学校での悲惨な事故を再び起こさないためには、学校現場に責任を求めるのではなく、行政や地域社会が学校とともに防災の体制を整えていかなければならない」といい、「学校を地域の中での災害拠点として、また、子供たちを守る施設としてどのように活かしていくか、それぞれの地域で考えていかなければならない」と提言する。また、我々が発災時に危険を回避し、安全を確保できるためには、「防災訓練だけでなく」「様々な災害・防災に関する知識を身に付けることが必要」である、と語る。2022/03/20
K
1
(2020,369.3)法律学の観点から防災のあり方を考察。地震・津波への「そなえ」と対策、「共助」と「自助」の実践、法規制や救済など。2021/02/26