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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
井月 奎(いづき けい)
23
暴力を秩序というものが暴力を用いる際にひどく混乱しています。それでは秩序の中で一つの到達点である美を生まれ持ったメフィストに相対すれば、その存在は色あせて滅するしかありません。暴力機関である軍隊、もとからの機能美を持たざるを得ない軍隊に過剰の意味と美を持たせた独軍の装いに身を包んだゲルスター、暴力に、美に、秩序を求めながらも信を置いていなかったのでしょう。美が蹂躙される歪んだ快を予感させる物語に彼では役不足です。むしろゲルスターにほれ込んだやくざ者の情婦のほうが期待できるのです。さ、三巻に向かいましょう。2018/09/15
カナン
19
再読。メフィストごめん、梵くんが可愛過ぎる。自分で「メフィストの騎士」って云っちゃう辺りが可愛過ぎる。病院の眼鏡医師も美人だし、人形娘も天使だし、ビッチ姐ちゃん楽しいし(笑)、流石美形キャラ以外は登場しても瞬殺の勢いで強制ログアウトされる原作だけあります。この巻から登場のゲルスター様、アルゲマイネSS風の軍服といい、硬い話し方といい、(恐らく)金髪のオールバックのヘアスタイルといい、サディストっぷりといい、まぁドイツ(ゲルマン)美形の王道を狙うとこうなるよね…。個人的に夜香の出番が多いのが嬉しい。2018/09/04
カナン
18
梵君が本当に雛みたいで可愛いです。お話は進んでるような進んでいないような…カラーイラストのボディピアス(コルセットピアス)の梵君が好きです。痛々しくて日本では流行らないけど。何が一番驚いたって、次巻が来年の秋予定っていうのに一番動揺しました…長いね…。2013/07/29
すみの
12
梵 一如はメフィストに助けられ、彼を守ると約束。そんなメフィストを悪魔とみなし、全てを蝋化させる術を持つゲルスター。ゲルスターに対抗するため、メフィストと組む吸血鬼族首領・夜香と最強の刑事・屍 刑四郎。主要登場人物、出揃ったのかな?「梵我一如」の銘を刻んだ刀を持つ一如は、ある少年の体に生まれた異空間への穴に吸い込まれ、刀鍛冶・源 環のいる世界へ飛ばされる。人間と妖術が混在する世界を霜月絵師(と言ったほうがいいかな)の巧さでさらに魅せている感がする。2013/10/08
白魚
9
立ち読み。出てくるキャラがもうかいりさんの好きそうなかんじだなぁと… 厨二要素満載ですね。2016/02/12