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内容説明
今やクラスに数名は不登校児がいる時代。明日はうちの子の番かも…?もしもそうなったとき、親として、子どもとどう向き合えばいいのかを、じっくりゆっくり描いたコミックエッセイです。つまづきから少しずつ力を得て立ち上がり、やがて学校に通えるようになった娘と、焦り、戸惑いつつも一緒に歩んだ母の198日間の日々を、セキララに描きます。
目次
1章 娘が学校に行きません
2章 娘が学校に行けません
3章 娘が保健室に行きだした
4章 娘が教室に行けません
5章 まだまだ教室に行けません
6章 学校に行けました
著者等紹介
野原広子[ノハラヒロコ]
神奈川県出身。コミックエッセイプチ大賞受賞。フリーのイラストレーターとして活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
70
不登校の子が増えている。あきらかにいじめとかだったら分かりやすいけれど、そうでもないらしい。いろんな立場の人がいろんなことを言っているけれど、原因が違えば効果的な方法も違うだろうし、一概には言えない。トモさんの場合は198日かかったけれど、登校できるようになってよかったね。2016/03/30
ひめありす@灯れ松明の火
39
学校が嫌いで、みんな死んじゃえばいいって言う目をしたまま通っていた小中学生のある時間帯を想い出して切なくなった。(高校で更正した)。本当に女子の世界って面倒くさい!男子もだけど!!他人のストレスは自分で受け付けない、そのままぽいっと丸投げ出来るようにする。大事なことを覚えました。これで他人の苛々に引っ張り込まれる前に、思い出して逃げ出せる……。今は無事学校に行けているようで良かったです。先生達プロフェッショナルチームが一丸となってて抜群のチームワークすごいな。私もこんな風に人をサポートできるようになりたい2014/05/22
神城冥†
34
不登校児になった娘とその母の奮闘を綴ったコミックエッセイ。誰しも起こりえる話だと思う。読んでて、周りの支えてくれる先生達が素晴らしいと思った。世の中にはそういう先生ばかりじゃないから、恵まれているケースだと思う。2015/10/27
どあら
32
図書館で借りて読了。少しのことがきっかけになって、学校へ行けなくなる子供達。昔の子供にもあったと思うのだけど、今の子供達の方が心が繊細なのだろうか…。(・_・;)2020/02/15
ベランダ
30
うちの娘も不登校3ヶ月。今、いろんな不登校に関係する本を読んでいます。この本は、不登校娘の親当事者の体験談で、内容も共感を持って読むことができ、なんだか癒やされました。母親は子どもにとって最も身近な資源です。その母親がオロオロしながら試したり悩んだり喜んだり悲しんだり等身大にやっているのがソフトに心に寄り添ってくる感じで嬉しかったのだと思います。私も最後泣けました。本人が一番つらいかもしれないが、母親も大変だけど頑張ってるんだよ〜!父親のスタンスは、あのくらいがちょうどよく、理想だと思いました。2016/09/14