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内容説明
戦いは、終わらない。―第74回「ハンガー・ゲーム」でピータとともに生き残り、故郷に戻ってきたカットニス。だが、ゲーム終盤で彼女がとった行動は、予想もしなかった影響を人々に与え、不穏な動きが国中に広がりつつあった。独裁者スノー大統領の怒りを恐れたカットニスは愛する者たちを救うため、ひとり、決断をくだす。サバイバル・ゲームより恐ろしい戦いが、始まろうとしていた―。
著者等紹介
コリンズ,スーザン[コリンズ,スーザン][Collins,Suzanne]
米国コネチカット州在住。1991年から児童向けのテレビ番組を多数手がけ、エミー賞の受賞経験もある。番組制作の際に出会った児童書作家にすすめられ、児童書の執筆を始める。『ハンガー・ゲーム』シリーズ(3部作)は全世界で空前のベストセラーとなり、映画『ハンガー・ゲーム』も大ヒットした
河井直子[カワイナオコ]
翻訳家。大阪府生まれ。関西学院大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
赤とんぼ
25
一気読み中です。カットニスの気持ちがふらふらするのにとちょっとイラつきましたが^^;反乱の予兆に不安が駆りたてられます。一夜にして、自分の住んでいる所の治世が変わってしまう恐怖感は、相当なもの。闇市が焼かれ、狩場を失い、違反者への取り締まりが苛烈を極める世界。飢えと恐怖の治世は、決して長く続かないだろうと予感されます。そして下巻へ。2014/01/08
にゃこ
15
あーなんかむしゃくしゃする。この釈然としない読後感… 素直に感情移入ができないんだけど…2015/11/27
Dai(ダイ)
15
巻のラストで大統領による驚愕的な発表がなされた!いざ、下巻へ2014/07/31
🐾ドライ🐾
12
オーガナイザー(主催者)の意に反する勝ち方を選んだ主人公カットニス。勝ち残った者には富と栄誉がもたらされるはずだが、歯車が悪い方へと回りだす。その上カットニスの人間関係がややこしくなる。恋愛リアリティショーのような見せ物から、挙げ句婚約発表させられるし、地元には友達以上恋人未満の狩り仲間ゲイルがいる。どちらを選ぶことも難しいという状況に。 三角関係のジリジリする感じと弱い者、持たざる者が立ち上がろうとする姿に熱くなっちゃうんだろうな。第75回大会の発表の衝撃後、下巻へ…2023/12/07
サラ
12
舞台が第十二地に戻ってついに三角関係に焦点が当てられた。逞しくて頼りになるイケメンのゲイルと、優しくて家庭的だけど芯の強いピータ…どっちもいい男すぎる!現実で選ぶならやっぱピータだけど。加えてスノー大統領と命がけの駆け引きをしたり、相変わらずカットニスは波乱万丈だなぁ。スノー大統領の弾圧怖すぎ。社会主義の国とかは今でもこんな感じなのかな…。それにしても次回の刈り入れの条件って、もしカットニスが生還してなければ第十二地区の代表足りなかったんじゃ…?2012/11/15