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内容説明
戦いは、終わらない。―第74回「ハンガー・ゲーム」でピータとともに生き残り、故郷に戻ってきたカットニス。だが、ゲーム終盤で彼女がとった行動は、予想もしなかった影響を人々に与え、不穏な動きが国中に広がりつつあった。独裁者スノー大統領の怒りを恐れたカットニスは愛する者たちを救うため、ひとり、決断をくだす。サバイバル・ゲームより恐ろしい戦いが、始まろうとしていた―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白のヒメ
40
反乱を治めるためのハンガーゲーム。今回は主人公のひょんな企てにより、勝利者が二人になった。狂喜乱舞する国民と苦虫を潰す政府。勝利者が一人ではないという異例を認めることは、すなわち変化を認める事になる。圧政に苦しむ国民は異例の勝利者である主人公に自分たちの未来を重ねる。そんなつもりはなかったのに、国の未来へと関わらざる負えない自分の運命を知る主人公。ならば、愛する人達を守るため立ち上がろうと決意するのだ。・・・久々にドラマティックで引きこまれる映画の原作。ページをめくる手が止まりません。2016/02/08
NAO
17
凱旋ツアーのあとが詳しく書いてある!下巻へ期待!2014/09/09
osakanachodai
7
人からお借りして読んだ本。「なんで2から?」とモヤモヤしながら読み終わったところで、1の英語版も一緒に貸してくださっていたことに気づく。というわけで、次は2の下巻ではなく1にいきます。英語なので時間かかります汗。2016/01/11
アヤネ
7
スノー大統領が支配する12の地区。首都キャピトル。力を見せつけ、叛乱を企てないように毎年開催される「ハンガー・ゲーム」。少年少女が1人ずつ「贄」として選出され殺し合うサバイバルゲーム。。。①を映画で鑑賞し面白かったので、続きは本で。この巻は優勝者カットニスが、スノー大統領に翻弄される。元々の恋人のゲイルと、ゲームの相棒ピータとの間で心が揺れる様が描かれる。が、後半皆で力を合わせて立ち向かう事件発生。こういう展開になるだろうと思っていた。下巻へ。2015/01/06
とももん
5
1巻にておもしろかったという記憶があって、楽しみに2巻を見たんだけど、2巻(まだ上巻)はゲーム的な要素もなく、ただひたすらどうしようと怯えているようなシーンばかりで正直あまり面白くなかった。これは、下巻への期待なのでしょうか。2016/10/24