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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
az_val
3
ロックが超人すぎる。話はきれいにまとまりました。ロックの倫理観が実は強烈です。他者を虐げるもの、悪と断じた者に対しては本当に容赦がない。悪辣な騙しも平気でしかける。なおかつ目的を遂行するためには、そのような人間に対してさえ平気で協力を請うという。ダテに長く生きてませんね。ミラが出てくる話と違って、今回はタフでクールなロックさんでした。2012/01/26
eucalmelon
2
アマダの要塞は同じ星の上かと思ってたら別の星にあるらしい。ロックの世界観では距離感がお隣の家ぐらいだ・・。 最後にレースが継続できるようにロックは振興会を作った。エスパーコントローラさえ処分できれば後は放置、とはしないんだな。振興会はいいが、会長ぐらいはきっちり決めないと合議だけでは簡単に次のレースの開催ができないと思うんだが。キャラハンに権利を渡したくはなかったかもしれないが、仕切る人間がいないと組織は動かないと思う。キャラハン、名前を呼ばれないので名前が思い出せんかった。この巻、一回も出てないかも。2021/08/11
HAL.T
2
嗤う男シリーズ最終巻。作者のダークな部分がかなり出ているのに読後感が良いのはレースの疾走感と、勧善懲悪で事件がすべて解決するから。ロマンスが無いのもポイント高い。2012/02/02
アオイ模型店
1
他人を利用しているつもりだった連中が、自分も他人に利用されていた入れ子構造。ロックの持っている星間弁護士の設定がはじめて活かされましたね。 嗤う男というタイトルが最後で回収されたけど、こいつを最後の敵にする必要あったのかな? レースの話とエスパーコントローラーの話を並行させたけど、最後まで上手くまとまらなかった感じが拭えない。2024/04/24
ぐうぐう
1
「嗤う男」最終巻。バイクレースとの絡みが小気味良かったエピソード。『超人ロック』シリーズは、連載の長さもさることながら、壮大な大河漫画でもあるが、ひとつひとつのエピソードが1巻から4巻くらいの長さで完結しているので、銀河史そのものの重みが背景として控えめに存在し、ロック自身は実に軽やかに躍動しているのがいい。2012/02/07