出版社内容情報
「頑固なじいさんより可愛いじいさん」がモットーの道場氏。
あまり悩まないことが、健康の秘けつ。
一喜一憂しない。ストレスがない。
人生、なるようになるさ。
明るく前向きに生きるヒントが詰まった一冊です。
<章立て>
1章 流水濁らず、忙人老いず
2章 生涯包丁人
3章 人生が変わる!鉄人の人付き合い
4章 心は常に少年の如く
内容説明
91歳現役料理人の生きるヒントが詰まったエッセイ。
目次
1章 流水濁らず、忙人老いず(毎日4000歩以上歩く;一日2食の健康的な暮らし ほか)
2章 生涯包丁人(「身一つ」で生きてきた;料理は「想いやり」 ほか)
3章 人生が変わる!鉄人の人付き合い(世の中、上には上がある;“使われ上手”で、なくてはならない存在に ほか)
4章 心は常に少年の如く(基盤となる仕事を極める;はっと驚いて感動してもらいたい ほか)
著者等紹介
道場六三郎[ミチバロクサブロウ]
1931年1月3日、石川県に生まれる。91歳。和食料理人。日本料理の世界に革命を起こし、テレビ番組「料理の鉄人」では斬新な発想で視聴者を釘付けに。1971年に開店した「銀座ろくさん亭」で、今も調理場に立つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
breguet4194q
88
90歳を越えた著者のエッセーです。料理への愛情がビンビン伝わってくる文体です。どこを読んでも著者の人柄が表れており、本当に謙虚な方で、一言一言が含蓄深いです。銀座ろくさん亭のテーマは「感動の一皿 悦びのひと時」だそうです。この感動と悦びを極めようとする姿勢は本当に脱帽です。著者考案の「マヨおろし」(大根おろし、マヨネーズ、レモン、砂糖)やってみようかな。2025/05/23
もんらっしぇ
83
私の記憶が確かならば…「料理の鉄人」が放送開始されたのは1993年の10月10日といいますから早いものでかれこれ30年以上前のこと。先日、ふと思い立って銀座ろくさん亭に出かけて美味しいお料理をいただいたので、ついでにこの本も購入し読了。お料理もそうですが、道場さんの歩んできた人生や考え方も含め二重に楽しんで得した気分w3年前91歳の時の執筆で現在94歳。お店の女性マネージャーに伺ったところ「ろくさん亭」には週一で必ず通ってくるそうな。月替わりの献立を考え、手書きのメニューもちゃん自ら書いて。凄いです♪ →2025/06/10
Nazolove
15
Youtubeをなんとなく観てたら、思わぬ知った名前(名前だけだけど)が出ていたのでそれ以来視聴し続け、まさか本を出すと思わなかったので購入。 今世の中70で元気に働く(私の家族にいるけど)人が大勢いて、さらに90でも元気に働いている道場さんまでいるとなると、もう現役引退だなんて言わないで、生きてるうちが現役、といってもいいんじゃないかな、なんて思った。 個人的には同じような職(道場さんとは系統全く違うけど)にいる以上私も彼みたいな働きは到底無理だけど、ヒントになるところはやれたらいいなと思った。2022/03/04
しゅわっち
13
読んでの第一印象は、良い年の取り方をしてるの感じました。サービス業をしていても、周りを気を使い、慕われるのは、本人の心がけに思えました。まだまだ、この方から学ぶものがたくさんありました。ありがとうございます。今からでも、周りと協調を大切にしていこうと思いました。またyoutubeを見て、時期が違いますが、白菜のサラダを作りたいと思いました。本にも、作りたくなる調味料が書かれていました。2025/06/28
tetsubun1000mg
13
「和の鉄人」は1993年から1996年の間だったそうだが、印象は圧倒的に強い王者だった。 スタートして筆でお品書きを書いて調理を始める独特のスタイルがまるで「宮本武蔵」ばりの剣豪のようだった。 91歳になる今も調理場に立ち「youtube」を始めたりと衰えを知らない活躍ぶり。 90歳といえば普通に歩ける人は少ないだろうに。 いまだに週3回のゴルフコースを回るというのに恐れ入りました。 名声を誇ることなくいまだに「一歩一歩、また一歩」というのだから素晴らしい。 一度銀座の「ろくさん亭」を訪れてみたいなあ。 2022/04/18
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