内容説明
冷蔵庫から始まる飛田和緒の日々徒然。『ダ・ヴィンチ』好評エッセイ連載に加え、エッセイに登場する季節の料理を写真とレシピで紹介、書き下ろしエッセイ、季節のカレンダーを加えた充実の一冊。
目次
うちの冷蔵庫
だしを必ず作りおく
保存食
瓶詰の調味料が好き!
たまごは冷蔵庫にしまわない
常備菜を作りおくこと
生ゴミを冷凍保存
夫のぼやきもおいしさに
扉にぺたぺたと貼る
至福のシャンパン〔ほか〕
著者等紹介
飛田和緒[ヒダカズオ]
1964年、東京都生まれ。高校の3年間を長野県で暮らす。雑誌、書籍などで活躍中の料理家。レーシングドライバーの夫と長女の3人で神奈川県の海辺の町に住む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Rosemary*
49
ダ・ヴィンチ連載のエッセイ集。気どらず親しみやすいお人柄なんでしょう。とても読みやすかった。「料理は限られた食材、時間の中で必死に生み出す一皿がなんとも美味しい。逆に食材が溢れて時間に余裕があるとなんともふやけた献立になってしまう。冷蔵庫もまったく同じ。あー、わかるなぁ!ふむふむしながら読了。2015/11/23
こばまり
43
いいなぁいいなぁと思いながらつるつると読んでしまいました。飛田さんのお人柄なのでしょうか、レシピも文章もしなやかで心地よい。玉ねぎの甘酢漬けはさっそく作りたいです。夏になったらようかん氷も。2015/02/15
アコ
28
実家でもほぼ食べずに育ったせいかどうにも苦手で距離を置いていた常備菜だけど、そろそろ取り入れてもよいのでは?というわけで常備菜で有名な飛田和緒さんを初読み。食材を無駄にせずひとつひとつ丁寧に作られているそれらはいずれも素朴ながら美味しそう。センスと腕があるひとの手にかかると残りものの「またこれか」や余りもの料理のやっつけ感がなくなって立派な1品に仕上がるんだなあ。反省含めしみじみ。本書では日々の生活を綴ったエッセイも多く人柄も伺える。早速ひじき煮の応用料理と甘酢玉ねぎを作ってみよう。2015/10/12
野のこ
24
伊藤まさこさんのエッセイにこちらの本について載っていて「冷凍庫は生ごみ」が気になり借りました。なるほどーっと思ったけど、抵抗あり^^; 飛日さんの自由なアイディアがたくさんあって楽しかったです。失敗も楽しんでちょっとひと手間かけて美味しく仕上がるところがすごい。「冷蔵庫のなか」ってほんと素の日常を写していると思いました。私はいま冷凍庫を整理期間中。食べ物たちにも過ごしやすい環境にしたいです。また旦那さんや娘さんのエピソードにほっこりしました。2017/03/24
シャボン玉
22
巻末のレシピも参考になるものばかりだけど、エッセイの端々にある情報が見逃せない!手作りこんにゃくを刺身で食べるときに 「オリーブオイルとしょうゆを半々で割ったタレをつけて。」真似したくなるものが満載。朝収穫したての新鮮野菜を調理するようすも、おいしそうでたまらんー!!料理家さんでも気取らず、身近な食材で好感度大。シャンパン【ジャックセロス】いつか飲んでみたいな(^-^)2016/01/17