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内容説明
枯れ木のような死体が相次いで発見され、騒然とするロンドン。クリスティーナたちは貴族院重鎮のルスヴン卿の仮面舞踏会に招待される。自分の気持ちに気づいてくれない遼太郎の態度に傷つきながらも、何人かの男性とダンスを踊った和音だが、遼太郎が目を離した隙に、なぜか和音は東洋人の男性とともに会場を出て行ってしまう。結界のために和音を見失った遼太郎が、必死の思いで探し当てた部屋にいたのは、顔の半分を仮面で隠した妖艶な貴婦人と、その腕の中で気を失った和音、傍らに佇む東洋人の青年だった!華麗な文章で世を魅了する大好評マジェスティックファンタジー第三弾。
著者等紹介
五代ゆう[ゴダイユウ]
1970年生まれ。1991年「はじまりの骨の物語」(富士見ファンタジア文庫)で第四回富士見ファンタジア長編小説大賞を受賞し作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
1
遼太郎の天然たらしぶりが……w 和音ちゃん可愛いけど、やっぱりいじらしい。
TSUBAKI Shin-ya
1
確かに和音のキャラは被害者にぴったり。ヘタレ遼太郎のモード切替スイッチがどこらへんにあるのか、いまいちよく分からないような気もする。今回はクリスティーナの活躍はやや控えめ。これくらいがちょうどいいような気もする。2011/12/13
永山祐介
1
自分の意思がどれくらいあった状態なのかはわかりませんが、和音の告白は胸を打つものがありました。普段が自分を抑えてしまうタイプであるが故に余計、というところがありますね。薄い夜着と、首筋から滴り落ちる血の一筋。危うさとエロティックさが同居する綺麗なシーンでした。満足。2006/02/27
isfahan
1
和音中心と見せかけて、素直に屋敷への居残りをかってでた美弥子さんの株が急上昇した。2009/02/08
kitten
0
図書館本。 今回は、和音の話。というか、吸血鬼回。 新キャラは、霧月、ということになるのかな。まだ生きてるみたいだし、 どっかで再登場とかあるのかも。 ヘタレな兄としては、最後のあの会話が限界なんだろう。 ってか、なんであんなにモテるんだ?w 評価:星3 次はまさかのおばあさま登場?2016/10/08