出版社内容情報
終盤が強い人にはどのようなイメージがあるでしょうか。
寄せが鋭い。粘り強い。攻防手を連発してくる。
一瞬で詰まされる、いつの間にか捲られている。そんな経験をしたこともあるのではないでしょうか。
本書は、将棋AIが終盤で指した手を次の一手形式で紹介する問題集です。
将棋AIは、floodgateという対局場で日夜対局を重ねています。どれもレベルが高い内容で、一手のミスも許されない状況も頻発します。その中で現れた寄せの手、凌ぎの手、攻防の手を厳選し、出題しました。将棋AIはどのようにして逆転を狙うのか、あるいは逆転を許さず押し切るのでしょうか。
問題をすべて解き終わる頃には、大局観と読みの深さが鍛えられているはず。終盤の鬼になりましょう!
内容説明
将棋AIの対局を題材に、終盤の勝ち方を解説。大局観と読みが化ける100問!
目次
第1章 寄せの技術(スキがないなら作り出す;溜めた力を放出;キラリと目を光らせて ほか)
第2章 凌ぎの技術(合駒トレーニング;歩のない将棋はどうしましょ;自分でも指せそうな、指せなさそうな ほか)
第3章 攻防の技術(玉頭戦に強くなる;ピンチを脱する;難解な速度争い ほか)
著者等紹介
折田翔吾[オリタショウゴ]
1989年10月28日生まれ。大阪府大阪市出身。2016年3月、奨励会を三段で退会。2016年4月26日、YouTubeに将棋実況動画を投稿開始。2020年2月、編入試験に合格し棋士になる。師匠は森安正幸七段。2021年に行われた第34期竜王戦6組決勝で優勝し、決勝トーナメントへ進出した。2022年10月、五段。2023年5月、フリークラスからC級2組への昇級を決める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 和書
- 詩僧皎然集注