出版社内容情報
何かと話題になる機会の多いがん治療ですが、がんの治療自体が、日々情報が更新され、難解かつ専門的な記事も多く、現状どこまで治療が進んでいるのかわかりません。
なかには「がんはもうすぐ不治の病でなくなる」といった声もありますが、実際のところはどうなのでしょうか?
また、画期的な最新医療が生れても富裕層しか治療を受けられないのではないか?、という「がん治療格差」なども不安視されています。
そもそも、がん治療とはどういうもので、どういった種類があり、どこまで進んでいるのか、「二人に一人がガンになる」と言われる今、話題になる最先端治療はどこまでが現実になっていて、がんは本当に撲滅されるのでしょうか?
本書では、医療ジャーナリストによる俯瞰した目で、がんとその治療について知っておくべき知識について解説します。
内容説明
何かと話題になる機会の多いがん治療ですが、日々情報が更新され、難解かつ専門的な記事も多く、現状でどこまで治療法が進んでいるのか、よくわかりません。なかには「がんはもうすぐ不治の病でなくなる」といった声もありますが、実際のところはどうなのでしょうか?本書では、医療ジャーナリストによる俯瞰した目と専門医の監修により、がんとその治療について知っておくべき知識について、やさしく、くわしく解説します。
目次
第1章 がんは制圧可能か?
第2章 がん検診は必要か?
第3章 がん治療はどのように行われる?
第4章 三大治療の違いを理解する
第5章 オプジーボは何が画期的だったのか?
第6章 広がるがん治療の可能性
第7章 認可を受けていないがん治療の問題点
第8章 氾濫するがん情報の読み方とは?
著者等紹介
村上和巳[ムラカミカズミ]
1969年宮城県生まれ。中央大学理工学部卒業後、薬業時報社(現・じほう)に入社し、学術、医薬産業担当記者に。2001年からフリージャーナリストとして医療、災害・防災、国際紛争の3領域を柱とし、週刊エコノミスト、講談社web現代ビジネス、毎日新聞「医療プレミア」、Forbes JAPAN、旬刊医薬経済、QLife、m3.comなど一般誌・専門誌の双方で執筆活動を行う。07~08年、オーマイニュース日本版デスク。一般社団法人メディカルジャーナリズム勉強会運営委員(ボランティア)
中山祐次郎[ナカヤマユウジロウ]
1980年生まれ、鹿児島大学医学部卒。都立駒込病院大腸外科医師として計10年勤務。2017年2月から福島県高野病院院長を経て、現在福島県郡山市の総合南東北病院外科医長。資格は消化器外科専門医、内視鏡外科技術認定医(大腸)、外科専門医、がん治療認定医、臨床研修指導医など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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