出版社内容情報
全国を飛び歩いている、マニアックなお魚好き、食べ物好きとして著名な、ぼうずコンニャク氏が紹介する、全国47都道府県の美味しいもののグルメ・エッセイです。
ぼうずコンニャク氏の、食文化を調べる旅、懐かしいものを探す旅で出会った、ネットなどで調べたのではない、店の雰囲気だけで入店したお店のなかで、箸が止まらなくなったうまい店、ノリノリになって「ゴー!ゴー!」と叫びたくなるお店を紹介します。
内容説明
日本の知られざるグルメ、土地を感じる食の旅。
目次
序章に代えて 『飯田食堂』(徳島県美馬郡)
『池田』の「昼飯」(北海道白老町)
『若鶏時代 なると本店』の「若鶏半身揚げ定食」(北海道小樽市)
『民宿みやの』の「晩ご飯」(青森県佐井村)
『たかはし中華そば店』の「中華そば」(青森県弘前市)
『民宿六大工』の「どんこ汁」(岩手県大槌町)
『青森魚類』に乱入(青森県青森市)
『斎太郎食堂』のいろいろ(宮城県石巻市)
西馬音内のそばめぐり(秋田県羽後町)
『麺屋酒田inみなと』の「朝ラ」(山形県酒田市)〔ほか〕
著者等紹介
藤原昌〓[フジワラマサタカ]
Webサイト「市場魚貝類図鑑ぼうずコンニャク」を運営。日本全国の魚の調査をしているプロフェッショナル(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tetsubun1000mg
10
再読だったが、この人の食レポは本業の魚研究の際に「地元の人が行く美味しい店」を訪ねているのが肝のようだ。 「バナナマンのせっかくグルメ」という番組があるがそのB級グルメ版といったところかな。 ラーメン、うどん、焼飯、トンカツ定食などどこにでもありそうなメニューだが、地元の古い味のある店のセレクトが面白い。たまに地元グルメも出てくるのがまたいい。 2021/08/03
niz001
3
タイトルは軽いけど美味そう。2020/08/16
tetsubun1000mg
2
面白かったので調べてみると「ぼうずこんにゃくの市場魚貝類図鑑」というサイトや魚介類の本を多く書かれている方でした。 魚貝類の研究のため日本全国の市場や港を訪問している。 本業の魚調査の後の昼食に市場関係者に聞いて市場食堂や、地元で評判の店を聞いて訪れる。 アジフライ定食にラーメンなどボリュームもすごい。 高級な店にはいかないようだが地元民のおすすめらしく魚類がうまかったり、ボリュームがたっぷりだったりと美味しそう。 訪れるのが地方の食堂なので当たりは少なく打率1割らしいが、その当たりの方を紹介している。2020/10/14
志村真幸
0
著者は魚介類/魚市場の取材で知られる。 全国各地をまわるなかで出会った市場飯、定食、B級グルメ、菓子を紹介したもの。 小樽の若鶏半身揚げ定食、岩手・大槌のどんこ汁、会津若松のパン、宇都宮のゆでまん、小田原の鯵フライ定食、越前大野の芋の煮っころがし、豊橋のにかけうどん、京都のミンチカツ、境港のかつどん、下関の瓦そば、伊予市のメロンパン、石垣のオニササなど。 著者の持ち味である魚介についての濃い知識も、たまに披露されている。 なにより食べることを楽しみ、うまいものを賞賛する書きぶりがたまらない。 2021/05/12
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