出版社内容情報
永福商事の課長青山は、戦争が始まったウクライナで音信不通になっていた。
永福では、部長の稲山が社長から「ただちに対露班を組成し、まずは青山を救出、そしてその後戦争を起こす枠組みの表と裏をしっかり把握しろ、そうすれば戦争を終わらせる道筋が見える筈だ」との特命を受けた。
対露班は早速始動するが、戦争の裏には、世界の政治と経済を動かしている衝撃の秘密があった……
疾風怒濤の書き下ろしエンターテインメントシリーズ、第二弾!!驚愕の結末が待っています。
内容説明
永福商事の課長青山は、戦争が始まったウクライナで音信不通になっていた。永福では、部長の稲山が社長から「ただちに対露班を組成し、まずは青山を救出、そしてその後戦争を起こす枠組みの表と裏をしっかり把握しろ、そうすれば戦争を終わらせる道筋が見える筈だ」との特命を受けた。対露班は早速始動するが、戦争の裏には、世界の政治と経済を動かしている衝撃の秘密があった…疾風怒涛の書き下ろしエンターテインメントシリーズ、第二弾!!驚愕の結末が待っています。
著者等紹介
波多野聖[ハタノショウ]
1959年、大阪府生まれ。一橋大学法学部卒業後、農林中央金庫、野村投資顧問、クレディ・スイス投資顧問、日興アセットマネジメントなど国内外の金融機関でファンド・マネージャーとして活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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のぶ1958
8
ロシアによるウクライナへの侵攻戦争を終わらせるため、日本の商社が人的ネットワークを駆使して動く。タイムリーなテーマで結論が気になって一気読みでした。現実の世界では日本の地盤沈下が激しいけれど、日本の底力に期待している感じが伝わります。 経済小説ではないがエンタメという括りにも嵌りにくい作風は好き嫌いあるとは思いますが、私にとっては面白かったです。2022/09/19
あきのぶ
3
ロシアのウクライナ進攻という現在進行形の話。もし、奥の院とかあるなら、さっさと終結させてほしい。2022/09/21
Hideki
2
盛り上がる話でしたね。かなりSFチックな側面とリアルな話のミックスで、面白いは面白い。日本の総合商社の真実の一面を描いているとすれば、頼もしいねぇ。2023/01/26