出版社内容情報
タイ語の勉強をはじめると、必ず誰もがぶつかる「タイ文字」の壁。あの難解至極な文字を前に、挫折した人も多いことと思います。そんな人にぜひお勧めしたいのが本書。日・タイ ハーフの著者がなんと日本語の五十音でタイ文字を学習するという画期的な方法を編み出しました。学習者泣かせのあのわかりにくいタイ文字も、この本で学べばばっちり頭に入ります。
1.子音字と母音符号
2.あいうえお以外の母音
3.声調・声調記号・声調符号
4.子音字のグループ
5.頭子音字と末子音字
6.長母音符号と短母音符号
7.母音符号一覧
8.二重子音字と偽二重子音字
9.その他・参考
日本人がタイ語を勉強しようと思ったとき、一番抵抗があるのは、日本語とあまりに違うタイ文字の独特の形と、母音符号や声調記号との組み合わせの複雑さではないでしょうか。実際、タイ文字の表記のしかたは日本語や英語とは根本的に異なるので、日本人がタイ人と同じような学習方法でタイ文字をマスターしようとしても、思うとおりにいかないのは当然とも言えます。
では、これまで見たこともないタイ文字を日本人はどのようにして覚えたらよいのか。もっと簡単な方法はないのだろうか。いろいろと考えた末、タイ人の文字勉強の方法や通常のタイ語学校で教えられている方法からまったく離れ、日本人に身近な「五十音」にあてはめてタイ字の学習を進めていく方法にたどりつきました。このユニークな方法は、初めてタイ文字を勉強してみようと思う方々にとってきわめて有効であることを、私たちは教育現場での長い経験から確信しています。さらにこのテキストには、教える側の知識に加え、教室で生徒たちから出てきたいろいろなアイデアや細かい工夫が詰まっています。日本人が先生なしでも、自分で楽しくタイ文字を学習できるためのテキストです。本書がタイ語勉強の手助けになれば、この上ない喜びです。
このテキストが無事完成したのは、多くの方々のアイデアやアドバイス、写真やイラストの提供などの協力があったからです。特にめこんの編集者、面川ユカさんには大変お世話になりました。監修の赤木攻先生にも貴重なアドバイスをたくさんいただき、心から感謝申し上げます。皆さまのご指導、ご協力がなければこのような満足のいく内容にはならなかったと思います。ありがとうございます。
それでは、一緒にタイ文字の世界に入っていきましょう!
内容説明
これまで見たこともないタイ文字を日本人はどのようにして覚えたらよいのか。もっと簡単な方法はないのだろうか。いろいろと考えた末、タイ人の文字勉強の方法や通常のタイ語学校で教えられている方法からまったく離れ、日本人に身近な「五十音」にあてはめてタイ字の学習を進めていく方法にたどりつきました。このユニークな方法は、初めてタイ文字を勉強してみようと思う方々にとってきわめて有効であることを、著者たちは教育現場での長い経験から確信しています。さらにこのテキストには、教える側の知識に加え、教室で生徒たちから出てきたいろいろなアイデアや細かい工夫が詰まっています。日本人が先生なしでも、自分で楽しくタイ文字を学習できるためのテキストです。
目次
第1章 子音字と母音符号
第2章 あいうえお以外の母音符号
第3章 声調・声調記号・声調符号
第4章 子音字のグループ
第5章 頭子音字と末子音字
第6章 長母音符号と短母音符号
第7章 母音符号一覧
第8章 二重子音字と偽二重子音字
第9章 その他
暗記シート
著者等紹介
中島マリン[ナカジママリン]
タイ人と日本人の両親を持ち、高等学校卒業までをタイで過ごす。早稲田大学第一文学部卒業。タイ語・日本語ともにネイティブで、各種国際会議通訳、司法通訳などを務める。成蹊大学非常勤講師および昭和女子大学オープンカレッジのタイ語講師。タイで日本のコミック本を翻訳
赤木攻[アカギオサム]
長年、タイ学の教育・研究に従事する。大阪外国語大学名誉教授。日本タイ学会会長、日本タイクラブ代表。日本学生支援機構参与、東京国際交流館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。