内容説明
地域福祉におけるネットワーク活動の意味と役割について、地域福祉における社会資源の意味と役割について、地域ケアシステムの意味と役割についての3つの点について考察を進める。とくに、社会資源の開発に地域福祉の視点からどう取り組むかについて力点を置いた。
目次
第1部 地域福祉とネットワーク(地域福祉のめざすもの;地域福祉とネットワーク)
第2部 地域福祉と社会資源
第3部 社会資源開発方法(人口の高齢化と高齢者問題;中山間地における日常生活用品確保問題;中山間地における移動販売のあり方;地域福祉型移動販売の開発方法)
第4部 地域福祉と地域ケアシステム(地域ケアシステムとは;地域ケアシステムのめざすもの)
著者等紹介
小坂田稔[オサカダミノル]
岡山大学大学院自然科学研究科資源管理科学専攻、博士後期課程修了(学術博士)。現職、美作大学生活科学部福祉環境デザイン学科教授(学科長)。1978年より16年間、社会福祉協議会で地域福祉活動に取り組む。その後、1994年4月、順正短期大学保健科助教授、2000年4月、美作女子大学(現・美作大学)生活科学部福祉環境デザイン学科助教授を経て、2004年4月より現職。社会福祉協議会での活動経験をもとに「どんなに重い障害や病気を抱えても生き生きとした暮らしを」ということを基本視点に据えて、研究と教育、そして地域福祉実践に取り組んでいる
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