出版社内容情報
その健康法は本当に正しい?
科学が実証した「知識」と「習慣」
●発がん性を持つ意外な物質とは?
●ワクチンで感染を防げるのはどうして?
●「免疫システム」を維持する方法とは?
本書では「病気」についての基礎知識と、
「予防」についての具体的な方法をまとめました。
私はこれまで病理医として、病気で亡くなった方々を
200例以上解剖してきました。
そのたびにいつも思うことがあるのです。
「手遅れになってしまう前にもっとできることは、
たくさんあったかもしれないのに……」と。
その切実な思いが執筆の動機になりました。
この本から、「健康を自分で守る」術を学んでほしい。
そう強く願っています。――著者
【本書の内容】
1章◎日本人の2人に1人がかかる いちばん身近な「がん」の話
2章◎今だからこそ伝えたい「感染症」の歴史と予防法
3章◎ちょっとした不調、そして慢性の病気とどう付き合う?
4章◎科学が実証した「病気にならない習慣」
5章◎後悔しない「情報の集め方」と「医療への頼り方」
巻末付録◎超厳選! おすすめブックリスト
内容説明
「カラダ」と「病気」知らないと不都合な真実。その健康法は本当に正しい?科学が実証した「知識」と「習慣」。発がん性を持つ意外な物質とは?ワクチンで感染を防げるのはなぜ?「免疫システム」を維持する方法とは?
目次
1時間目 日本人の2人に1人がかかるいちばん身近な「がん」の話(病気の予防には「一次」「二次」「三次」がある;日本人の死因の3分の1を占める「謎の病気」 ほか)
2時間目 今だからこそ伝えたい「感染症」の歴史と予防法(「細菌」や「ウイルス」などが感染症を起こす;風邪、食中毒、梅毒…実は身近な感染症 ほか)
3時間目 ちょっとした不調、そして慢性の病気とどう付き合う?(「健康」でいるための三つの柱;高血圧、高脂血症、糖尿病…なぜかかったらダメなの? ほか)
4時間目 科学が実証した「病気にならない習慣」(病気を防ぐ食事のヒント;「食べてはいけない」「これさえ食べれば大丈夫」の真実 ほか)
5時間目 後悔しない「情報の集め方」と「医療への頼り方」(「権威主義」「属人主義」から抜け出す;信頼できる医師、病院の見極め方 ほか)
巻末付録 超厳選!おすすめブックリスト
著者等紹介
峰宗太郎[ミネソウタロウ]
1981年京都府生まれ。神奈川県で育つ。京都大学薬学部、名古屋大学医学部医学科卒業、東京大学大学院医学系研究科修了。国立国際医療研究センター病院、国立感染症研究所、アメリカ国立アレルギー感染症研究所などを経て、2022年から2024年まで国立感染症研究所主任研究官。専門分野は病理学(血液病理・感染病理)、ウイルス学、免疫学。新興ウイルス感染症やワクチンの研究も行っている。X(旧Twitter)において新型コロナウイルス感染症などに関連するエビデンスに基づく情報発信に努め、フォロワーから「ばぶ先生」の愛称で親しまれている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。