内容説明
我慢できるうちは病気じゃないのよ！こんな不況だってへっちゃら！どんなことにもめげない雑草女を観察した７年間の笑撃日記。
目次
ＡＤガールは雑草のごとく―極意…わたし、生きてるし！
三日に一度のペースで不運がやってくる！？―極意…世の中、下には下がいる
月給十万円！？ああ、現代の“蟹工船”―極意…お金がないならおごってもらう
虫歯だらけの生活―極意…我慢できるうちは病気じゃない
お手軽なコンプレックス克服法―極意…苦手分野は適当にごまかす
好きな芸能人に会えるのが唯一の支え―極意…腹が立ったら腹を満たす
毎週同じ服装のからくり―極意…自分が思っているほど周りは自分を見ていない
文明を超えた生き方―極意…携帯なんかでつかまえられると思うな
逆ギレというストライキ―極意…嫌なことがあったら仕事をさぼる
笑いの神様が舞い降りる―極意…尊敬されるなら笑われたほうがラク〔ほか〕
著者等紹介
山田隆道［ヤマダタカミチ］
１９７６年大阪府生まれ。早稲田大学卒業。エッセイスト、小説家。その他、ラジオパーソナリティやコメンテーターなど幅広い分野で活躍中。現在、雑誌やウェブマガジンなどで１０本以上の連載を抱える（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Baron
3
「まあ、なんでもいいですよ、私、生きてるし」 超劣悪なテレビ業界で生きる、ある女性ＡＤの日常記録。彼女の人生哲学は大変シンプルである。 人生や物事を深く考えず、だからこそ生きやすい。 生きていれば様々な悩みに直面するものであるが、この女性ＡＤのようなタイプの人は、先天的にスルースキルが高いのであろう。 「耐えてる」感じがまるでない。「必死感」もまるでない。 こういう感じに生きられればなあ、と思うのだが、やはりこれも一種の「才能」なのだろう。2013/10/27
ちいくま
1
むーー 自分の今までの人生と照らし合わせてみて、35の極意は心動かされるヒットもあれば、ない、これはないよ…なアウトもあり。苦労自慢はしない←心に留めておきたい。2016/05/19
くまた
1
文句なしに面白かった。坂中さんのその後が気になるので続編出ないかな。中々びっくりな話の連続だけど著者が好意的な目で描いてくれているので読んでいて楽しい。物凄く運が悪い事や基本的な考え方がちらほら自分とダブっていてわりと共感できた。彼女の足元にも及ばないけど私も雑草女の素質はありらしい。しかし坂中さんは同時に物凄く努力家で裏が無い人のようでそんなところが憎めない所なんだろうな。この割り切りに到達するまで地味に色々あったんだろうと思わせてくれます。2015/06/27
arisaka
0
テレビ番組制作会社のADとして働く友人Sさんの観察日記。雑草のごとく、踏みつけられてもまったくめげない。だから名付けて雑草女。「生きてりゃ勝ちですよ」と平然と言い切るそのタフさ。できることなら見倣いたい。2012/12/11
ぽれぽれ
0
実話！なのね！！2010/05/30
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