感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瀧ながれ
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JAXAの宇宙食開発グループで働く主人公が、今回はANA(全日空)の「宇宙事業化プロジェクト」に出向。…ANA、そんなことしてるんだ…。現実には企画がこんなにスムーズに現実化しないだろうと思うのだけど、実在するチームの物語なので、飛行機の機内食で宇宙食を提供するアイデアに胸がときめく。提供する場所の特性への対処や、届けたい情報をきちんと受け取ってもらうための工夫、お客様を楽しませる遊び心あるパッケージなど、おもしろいアイデアが次々登場して、読んでるだけでもワクワクした。次巻への引きも見事で、待ち遠しい。2021/01/19
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- 和書
- 落語 〈35号〉