貯め込むな!お金は死ぬ前に使え。

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貯め込むな!お金は死ぬ前に使え。

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784838726929
  • NDC分類 591
  • Cコード C0076

出版社内容情報

日本人は死ぬときに、一番金持ち!?

60歳以上の平均貯蓄は、なんと2384万円!
こんなに持っているのに、なぜ使わずに貯めこむのか?
年金、医療、介護の不安は、取り越し苦労。
大金を遺して死ぬのは、もったいない。
楽しく使い切って、死ぬとき後悔しないのが幸せな人生。

2015年、相続税増税、相続消費税導入。
貯蓄の必要性を説いてきた著者が、今こそ使うべきと、緊急出版!

第1章 いまの日本の高齢者は、こんなに金持ち。
第2章 貯金を持ったまま死ぬのはナンセンス。
第3章 心配しなくても、年金は必ずもらえる。
第4章 医療にかかるお金は、恐るるに足らず。
第5章 介護にかかる、本当の金額はこの程度。
第6章 いまあるお金を、上手に使うための準備。
第7章 心が豊かになる、楽しいお金の使い方。
付録:それでも、どうしても財産を残したいなら、賢く節税。


第1章 今の日本の高齢者は、こんなに金持ち。 

◆数字が物語る、高齢者のお金持ち度。 
◆100歳を超えても、「貯金します!」 
◆“飢餓体験”が、財布のひもを固くする。 
◆小学校にお金を持ってこさせて「貯蓄教育」! 
◆「銀行不倒神話」で守られる。 
◆さらに、高度成長の波に乗る。 
◆「やさしい資本主義」が希望を与えた。 
◆終身雇用と好景気の相互関係。 
◆家庭内は、役割分担が当たり前に。 
◆「バブル」もあまり関係なかった70代、80代。 
◆気づいたら、資産バブルに乗っていた。 
◆バブルが崩壊しても、給料は10年間下がらず。 
◆高齢者には、お金を使う義務がある!? 

第2章 貯金を持ったまま死ぬのはナンセンス。 

◆「相続」で、「争続」が生まれる。 
◆これから導入される「死亡消費税」の恐怖。 
◆持てる高齢者は、かっこうのターゲット。 
◆税務署に持っていかれないうちに使う。 
◆「健康寿命」は、男性70歳、女性74歳。 
◆定年退職後は、「人生の遊び時」。 
◆老後は人生の“質”を高めよう。 
◆人生の“ゴールデンタイム”をどう過ごすか。 
◆「お金」と「時間」、どちらが大切? 
◆「お金」で、子どもに強気になれる親。  
◆子どもには、「棚ボタ人生」を歩ませない。 

第3章 心配しなくても、年金はもらえる。 

◆ますます大きくなる、老後不安。 
◆年金が、3年で2・5%も減る。 
◆8%の消費税と合わせると、負担は14万円。 
◆「年金」は、結末のわからないミステリー。  
◆国が破綻しなければ、年金も破綻しない。 
◆国にお金を貸しているのは、国民。 
◆年金も減るが、歳をとれば支出も減る。 
◆この手があったか、公的年金延命術。 

第4章 医療にかかるお金は、恐るるに足らず。  

◆夫婦2人で、医療費3000万円!? 
◆年間医療費2400万でも、本人負担は約50万円。 
◆ガンで入院しても、費用は4万4400円!? 
◆負担を減らすなら、健康保険対象の相部屋で。 
◆民間の保険は、はたして必要なのか? 
◆年々負担が増える、医療制度。  
◆入院は少ない、意外とタフな高齢者。 
◆国が推進する、メタボ健診。 

第5章 介護にかかる、本当の金額はこの程度。

◆“介護オバケ”の、現実とのギャップ。 
◆実際に「介護」にかかる費用は、平均526万円。 
◆介護保険を、知っておこう。 
◆介護施設も、実はそんなに高くない。 
◆介護の自己負担の実際は。 
◆介護に病気が重なっても、負担は軽減。 
◆民間の「介護保険」は必要か? 
◆「介護」にならないことが、最も大きな社会貢献。 
◆介護離職者は、年間10万人。 
◆“びんびんころり村”では、「現金残すな、家残せ」
◆若者に枝打ちした木を残す、ジジババの心意気。 

第6章 今あるお金を、上手に使うための準備。 

◆お金を使うための準備をする。 
◆「取っておく貯蓄」の目安は、1000万円。  
◆老後の「生活費」の平均は、年金プラス6万円。 
◆「使える貯蓄」が多ければ、人生がさらに輝く。 
◆実際にどう使うか、計画を立てよう。 
◆投資は、無理にしなくていい。 
◆投資の裏側に潜む危険。 
◆銀行に勧められても、投資には乗らない。 
◆悩むのをやめれば、長生きできる。 

第7章 心が豊かになる、楽しいお金の使い方。 

◆「花さかおばあさん」がつくった紫竹ガーデン。 
◆やりたかったことで、仲間の輪を広げる。 
◆家族に“歴史”を残してあげる。 
◆「豪華客船」の旅で、新婚に戻る。 
◆家族旅行で「絆」を深める。 
◆「ひとり」で旅する。 
◆意外と気楽な“マスオさん生活”。 
◆子どもの近くにあえて引っ越す。  
◆人をサポートできる家にしたい。 
◆老後に大切な「きょういく」と「きょうよう」。 
◆元気で長生きしたいなら、料理をしよう! 
◆プチ農業で、健康を手に入れる。 
◆スポーツに年齢制限はない。 
◆尊敬されつつ現地で働く、シニアボランティア。 
◆被災地支援で、地元とつながる。 
◆人生は、楽しむためにある。 

付録・それでも、どうしても財産を残したいなら、賢く節税!

◆2015年から相続税が増税に。 
◆(この手が使える・1)大きい相続税の配偶者控除。でも、注意も必要。
◆(この手が使える・2)誰でも使える、1人110万円の基礎控除。 
◆(この手が使える・3)生きているうちにもらっておいて、あとで精算。 
◆(この手が使える・4)生命保険で相続税を払う。 
◆(この手が使える・5)二世帯住宅を建てる。 
◆(この手は、疑問)教育費非課税の落とし穴。

【著者紹介】
1954年生まれ。経済事務所勤務後、1982年からフリーの経済ジャーナリストとして、新聞・経済誌などに連載。女性では珍しく骨太な記事を書くことで話題となり、1988年、女性誌Hanako(マガジンハウス)の創刊と同時に同誌で女性向けの経済・マネー記事を連載。難しい経済やお金の仕組みを、生活に根ざしてわかりやすく解説し、以降、経済だけでなくマネー分野の記事も数多く手が、ビジネスマンから主婦に至るまで幅広い層に支持されている。
バブル崩壊直後からデフレの長期化を予想し、現金に徹した資産防衛、家計運営を提唱し続けている。
新聞、雑誌等の連載やテレビのコメンテーターとしても活躍中。「金持ち老後、貧乏老後」(毎日新聞社)など著書多数。

内容説明

60歳以上の平均貯蓄は、なんと2384万円!こんなに持っているのに、なぜ使わずに貯めこむのか?年金、医療、介護の不安は、取り越し苦労。楽しく使い切って、死ぬとき後悔しないのが幸せな人生。

目次

第1章 今の日本の高齢者は、こんなに金持ち。第2章 貯金を持ったまま死ぬのはナンセンス。
第3章 心配しなくても、年金は必ずもらえる。
第4章 医療にかかるお金は、恐るるに足らず。
第5章 介護にかかる、本当の金額はこの程度。
第6章 今あるお金を、上手に使うための準備。
第7章 心が豊かになる、楽しいお金の使い方。
付録 それでも、どうしても財産を残したいなら、賢く節税!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ごへいもち

30
タイトルのような主張にはイマイチ納得できないが本文は納得できることが多い。政府のキャンペーンも金融機関のおススメも簡単に信用してはいけない。金融機関のおススメはそちらが儲かりこちらが損。政府のキャンペーンは裏を知らないと2018/07/01

yomineko@猫と共に生きる

10
なるほど、年金やら色々大丈夫なのね。と言っても すごい先の話だけど・・・ほんとに大丈夫なのかは 誰にも分らないのでは。。。2017/11/29

Humbaba

6
お金は大事なものであり無駄使いしてはいけない。しかし、ただ眺めているだけで意味のあるものというわけではないので使うことで初めて効力を発揮する。不安を覚えなくても使えるようになるためには、本当はいくら必要なのかを検討することが重要でになる。それがわかればどう使っていくかを考えやすくなる。2016/08/14

rana

6
平均的にお金がある人は、どうやって使い切ろうかと贅沢な悩みだ。年金しか現金収入のない暮らしは、惨めだよ。でも、健康であれば、支出を見直し、それなりの有意義な老後が送れると信じる。2015/03/25

ゆうゆう

4
うん、いろんな制度を知らないと、要らぬ心配で潰れてしまうのかもしれない。怖がる必要も無いけれど、ただしあんまりに現金が無さ過ぎて…安心して使う程にもなれない…(^^;)泣いても笑ってもあと20とん年後。どうなっていることやら。2016/10/02

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