内容説明
あるがままの自分を生かし、自然治癒力を高める!現代医療で見落とされがちな養生の実践で「うつ」を癒す。
目次
第1章 うつ病ってどんな病気?
第2章 森田療法の考え方
第3章 森田療法による「うつの養生」
第4章 遷延したうつ病に対する入院森田療法
第5章 うつ病の再発予防
第6章 家族の対処法
第7章 うつ病の薬
著者等紹介
中村敬[ナカムラケイ]
医学博士。東京慈恵会医科大学附属第三病院精神神経科部長、講師。1955年東京生まれ。東京慈恵会医科大学、同大学卒業。ブリティッシュ・コロンビア大学カウンセリング心理学科客員助教授を経て、1995年から現職。専門領域は森田療法、うつ病の治療
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感想・レビュー
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コージー
56
★★★★☆著者は、精神科医の中村敬医師。患者さんとその家族に、「うつ」の基本的な知識を提供したいという思いで執筆。専門の「森田療法」も紹介。初期でいちばん大切なことは、〝病気であることを受け入れ、十分に休息することである〟という。内容は、うつの症状、養生の仕方、社会復帰の方法、家族の関わり方、薬の種類、チェックリスト、森田療法関連機関など。多岐にわたって知ることができるので、軽度の患者本人や家族の方には最適の本。【印象的な言葉】うつ病の時には、過去の後悔と将来への憂慮に引かれて宙吊りのような心理状態になる2018/09/06