著者等紹介
井上博道[イノウエハクドウ]
1931‐2012。昭和6年(1931)、兵庫県香住の禅寺に生まれる。昭和29年(1954)龍谷大学文学部仏教史学科卒業。翌年、産経新聞大阪本社に入社し編集局写真部に配属される。産経新聞の記者だった司馬遼太郎に出会い、親交は生涯続く。昭和41年(1966)フリーカメラマンとして独立。昭和58年(1983)から平成9年(1997)まで大阪芸術大学にて教鞭をとる。退職後は撮影・創作活動に専念。龍谷大学「龍谷賞」受賞。第7回飯田市藤本四八写真文化賞受賞。平成24年(2012)逝去
井上千鶴[イノウエチズル]
1947‐。昭和22年(1947)、奈良市に生まれる。実家は江戸時代より続く奈良晒問屋の中川政七商店。昭和45年(1970)帝塚山大学卒業。昭和46年(1971)井上博道と結婚。翌年、長女千華が生まれる。昭和58年(1983)、「遊・中川」を設立運営。その後、「遊・中川」を離れ、昭和63年(1988)に有限会社井上企画・幡を設立。日本の伝統文化をベースにした写真、麻製品、工芸品の企画、製造、販売を手掛ける。令和元年(2019)「幡・ドリジン」設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しげ
49
伊勢志摩を経て奈良に入りました。醸造所(蔵)をリノベした宿で一晩お世話になっています。この写真集もまた宿の蔵書です。奈良の四季と祭事を中心に纏められている小冊子ですが素敵でした。神社仏閣の写真も素晴らしいですが雪椿や雪景色の奈良も素敵と感じました。2024/11/27
遠い日
10
奈良、生活圏ですが、なんとなく手放しでどこへでもいけるということができなくなってしまいました。毎年節分が終わり、年が改まったら、お参りして去年のお札を納め、ご祈祷してもらう春日大社も、どうも今のままでは腰が引けてしまいます。美しい写真集で気持ちを慰めています。2021/01/26
お抹茶
1
四季折々の奈良の写真を収める。秋が一番,イメージする奈良の景色。特に「霧の奈良公園」のシルエットが秀逸。春日大社の鹿,三輪山のたおやかさ,そして長谷寺の桜,曽爾高原。室生寺も多く出ている。仏像の写真はそれほど多くないものの,室生寺の釈迦如来や法輪寺の虚空蔵菩薩など表情がよく出ている。冬は静謐。2025/05/04
Qfwfq
0
★4.52020/05/31
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- 和書
- 脳をめぐる冒険