知的生きかた文庫
江戸・東京「名所散策」今・昔

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  • サイズ 文庫判/ページ数 221p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784837981534
  • NDC分類 291.36
  • Cコード C0121

出版社内容情報

明治、大正期の東京名所古写真と、江戸の名所絵を見比べながら、古地図と現代地図でその変遷をたどる「江戸・ 東京名所遊覧」。

本書は、いま人気の時代小説の主人公たちも訪れたであ
ろう、江戸の名所や評判スポットを紹介しています。

 そして、それらの場所が明治・大正期(昭和初期)にどう変
化しているのか(あるいは変化していないのか)、さらに現在は
どう変貌を遂げているのか、という興味深いテーマを探ります。

 その手がかりは、江戸期の名所絵(浮世絵)と、戦前まで
の古写真(主に彩色絵はがき)、そして現在の写真。これら
三つの時代の風景を見比べれば、さまざまなことがわかって
きます。

 さらに、その場所の所在を江戸時代の美しい区分地図
(切絵図)と現代地図で比べることによって、さらなる興味
がかき立てられます。

 絵と写真と地図の三点セットで、「江戸・東京」の地に流
れた200年の時を実感できるはずです。

■第一章 外濠の内側
 江戸城 東京駅 丸の内 霞が関 警視庁 日比谷公園 九段坂
 
■第二章 外濠の外1
 お茶の水 水道橋 聖橋 日本橋 三越 三井本社 水天宮
 白木屋 京橋界隈 銀座界隈 築地本願寺 佃島 増上寺
 愛宕山 新橋

■第三章 外濠の外2
 陸軍士官学校 神楽坂 神田明神 昌平橋 湯島天神 谷中・根津・千駄木
 下谷広小路 上野駅 不忍池 寛永寺 浅草寺雷門 仲見世 花屋敷
 待乳山 吉原遊廓

■第四章 隅田川流域
 千住大橋 墨堤の桜 隅田川の渡し 堀切菖蒲園 吾妻橋 両国橋
 回向院 亀戸天満宮 新大橋 永代橋 富岡八幡宮

■第五章 江戸・東京郊外
 品川・高輪 泉岳寺 六本木・広尾 目黒雅叙園 新宿駅界隈 内藤新宿
 十二社 早稲田から大学巡り 飛鳥山 王子の名所 王子の電車 染井・巣鴨あたり

内容説明

江戸時代の名所絵(主に浮世絵)と、戦前までの古写真(主に彩色絵はがき)、そして現在の写真、さらに古地図(江戸切絵図)と現代地図。この五つの手がかりで同一スポットを多角的に探り、「江戸・東京」に流れた「二〇〇年の時」を実感する。

目次

第1章 外濠の内側(江戸城;東京駅;丸の内 ほか)
第2章 外濠の外1(お茶の水;水道橋;聖橋 ほか)
第3章 外濠の外2(陸軍士官学校;神楽坂;神田明神 ほか)
第4章 隅田川流域(千住大橋;墨堤の桜;隅田川の渡し ほか)
第5章 江戸・東京郊外(品川・高輪;泉岳寺;六本木・広尾 ほか)

著者等紹介

渡辺秀樹[ワタナベヒデキ]
1948年、東京・深川生まれ。桑沢デザインスクール・インテリア科卒業。店舗施工会社などに勤務後、フリー・インテリアデザイナーとして独立。ラフォーレ原宿の開業時、地階全体設計を担当するなど店舗設計に携わるかたわら、ステンレス什器の設計・開発なども行なう。また、コンピュータにも造詣が深く、CAD、3Dソフトなどに関する著書も多数ある。都市建築デザインの資料として絵はがきや古写真の収集を始め、その魅力に取りつかれて現在3万点以上を蔵し、さらに増え続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

19

1
時々眺めてノスタルジィにひたるお手軽で素敵な文庫です。2013/03/25

大典太

0
写真や絵が多くて見やすいかと思ったのですが、見ていてやや 疲れる感があり。ビジュアル部分にスペースを取られる関係か 説明は簡潔で好印象。2013/10/14

hirobirotaka

0
東京の成り立ち、地名の由来などが分かり、新しい発見が一杯!2012/11/19

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