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内容説明
文明の盛衰、民族・国家の興亡の陰には、意外なドラマが展開していた!富と権力を掌握し、国土を統一しようとする、あくことのなき人間の欲望。争乱はくり返され、時とともに歴史地図は次から次へと塗りかえられる。
目次
プロローグ 「世界の歴史」―この巨大な流れをどうとらえるか?
第1章 古代オリエント―もっとも早い文明の興隆
第2章 地中海文明―ギリシア世界はどう拡大したか?
第3章 黄河文明から春秋・戦国、そして秦の統一へ
第4章 大漢帝国―四〇〇年間つづいた大王朝の盛衰
第5章 インドの古代文明―仏教からヒンドゥー教へ
第6章 イスラム帝国はなぜこれほど拡大できたのか?
第7章 中世ヨーロッパで何が起こっていたか?
第8章 十字軍と百年戦争―なぜこれほど長期にわたったのか?
第9章 三国統一~隋・唐・宋帝国―再び統一の時代へ
第10章 世界を震撼させたモンゴル帝国
著者等紹介
綿引弘[ワタヒキヒロシ]
1936年、東京都生まれ。東京教育大学文学部史学科卒。桐朋中・高校教諭、日本私学教育研究所専任研究員を経て和光大学教授を務めた。NHK高校講座世界史を12年間担当、話題を呼ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェルナーの日記
77
シリーズの第1巻。古代四大文明の発祥から、西洋は中世ヨーロッパ、暗黒時代と呼ばれた十字軍派遣あたりまで、東洋は東方のプレスター・ジョンの再来と称されたモンゴルのチンギス・ハンの辺りまでをカバーしている。数千年以上の世界史を3巻にまとめようとすること事態、やや無理がある。よって内容的にどうしても薄くなってしまうのは仕方がないかもしれないが、各章ごとにエジプト、オリエント、ギリシャ、中国等々、話題が飛躍し過ぎている気がして、自分的に読みづらかった。ただ、歴史を観る視点として民衆を重視したことは好感が持てた。2016/04/01
saboten
3
それなりに分かりやすいです。読書好きの人は、参考書で頑張るよりも、この本1冊読んだ方が頭に入ると思います。2011/05/17
橋本 千春
2
高校で習った世界史が広く浅くコンパクトにまとまっていて読みやすく、「世界史をおさらいしたい」向きにはピッタリの本だと思う。2014/05/07
中トロ
1
世界史を新しく始めたため歴史の流れをつかむために読んだ一冊。新しい情報ばかりだったので読むペースがゆっくりになり、非常に苦痛ではあったがどれを読んでも最初の一冊はそうなるだろうと考え読破。内容自体はわかりやすかったため何周かして流れをつかみたい。2014/05/16
musa standers
1
FETムルマチキャンパスにあった本。 プレトリアへの行き帰りのバスで読破。2013/06/19
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