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内容説明
バビロン捕囚、カノッサの屈辱からキューバ危機、湾岸戦争まで。世界の歴史・100の重大ニュースを知る。世界を変えた、争乱、革命、戦争…!何がきっかけ?誰が首謀者?
目次
第1章 古代世界に衝撃を与えた、11の興亡―紀元前の世界
第2章 東アジアとイスラム世界、8つの転機―1世紀~10世紀の世界
第3章 中世の舞台裏、おさえておきたい14の出来事―11世紀~15世紀の世界
第4章 大航海と宗教改革、11の転換期―16世紀の世界
第5章 絶対主義の時代に起こった12の攻防―17世紀~18世紀の世界
第6章 民族自立へ、13の反乱・革命・統一運動―19世紀の世界
第7章 広がる帝国主義と抵抗する力、11の衝突―19世紀末~20世紀初頭の世界
第8章 二つの世界大戦―国際対立をもたらした10の引き金(20世紀前半の世界)
第9章 冷戦から雪解けへ―10の新しい世界地図(20世紀後半の世界)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がんぞ
4
単に事件名と推移ではなく、背景と意義についても解説しているので分かりやすい、たとえば三十年戦争「ボヘミアの首都プラハで新教徒の代表が王の代官の態度に怒って三人を窓から投げ出した。王はスペインの支持を得て弾圧を開始。新教徒保護を名目に各国が干渉…三十年後の国際会議でウェストファリア和約」。また【李自成の乱】で西安を占領し「大順国」を立てた農民の指導者・李自成が裏切られ異民族を導き入れ清朝樹立を“階級矛盾は民族対立に優先する”と説明など。西洋と東洋で100なので、通史ではなく、五胡十六国などは飛ばされている2014/02/17
shikami
1
これは良い本だった。歴史は縦だけじゃなく、横にも繋がっているという、あまり教科書では教えてくれないことが、よく分かる。交易がないようでも、必ずどこかで影響を受けているものだということや、ほんの些細な出来事で歴史が変わるスペクタクルに興奮した。著者シンプルで的を得た文章のおかげで、楽しく読めた。2011/10/02
naoto
0
バビロン捕囚から湾岸戦争まで、世界史を100の出来事でまとめる。世界史の流れがわかりやすい。バビロン捕囚の前には大事件はないのか?とも思うけど。あまりに有名すぎるのか、アメリカ独立戦争やフランス革命が項目としてないのが独特。2013/08/05
栗淳
0
★★★☆2009/07/26