出版社内容情報
アマテラス、スサノオ、ヤマトタケルから聖徳太子、菅原道真まで……日本ならではの「八百万の神々」。
このオールスターの神さまたちは、いったい何をしたのか。
『古事記』、『日本書紀』をはじめとするさまざまな古文書、いまも多くの人々が訪れる神社、遺跡を読み解くと、そこには絵空事ではない本当の姿が浮かび上がってくる。
・夫婦で大ゲンカの「イザナギ・イザナミ」
・目力が強すぎた「サルタヒコ」
・やたらと服を脱ぐ女神「アメノウズメ」
・「エビス様」が入水?
・「浦島太郎」はヤマト王家の秘密を握っている?
・「ヒムカノミコ」には祟りを鎮める不思議な力が?
・「因幡の素兎」の意外な結末
「語り手の都合の良いように書き換えた」
「史実をオブラートに包んで書き残した」……
古代史の謎の解明にもかかわる、美しくも激しい「伝説」の裏に隠された真実に迫る本。
内容説明
スサノオ、ヤマトタケルから聖徳太子まで…絵空事でない「本当の姿」がわかる本。
目次
第1部 天地創造&出雲の国譲りの神々―知れば知るほど面白い!「八百万の神々」の秘密(神話の面白さは「裏側」に隠されている;天御中主尊(あまのみなかぬしのみこと)
伊弉諾尊・伊弉冉尊(いざなぎのみこと・いざなみのみこと) ほか)
第2部 天孫降臨&神武東征の神々―「神話」と「歴史」をつなぐエピソードの数々(「神話は絵空事」という常識を疑う;天津彦彦火瓊瓊杵尊(あまつひこひこほのににぎのみこと)
〓田彦大神(さるたひこのおおかみ) ほか)
第3部 日本武尊&「歴史時代」の神々―なぜ彼らは「神」となり、恐れられたのか?(なぜ、歴史に「神話」が挿入されているのか?;日本武尊(やまとたけるのみこと)
天日槍(あめのひぼこ) ほか)
著者等紹介
関裕二[セキユウジ]
1959年、千葉県柏市生まれ。歴史作家。武蔵野学院大学日本総合研究所スペシャルアカデミックフェロー。奈良に足繁く通い、古墳や遺跡、神社仏閣を巡るツアーを積極的に行なっている。文献史学・考古学・民俗学など、学問の枠にとらわれない広い視野から日本古代史、日本史全般の研究・執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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風のましゅー。