化学工学の進歩
バッチプロセス工学

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  • サイズ A5判/ページ数 212p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784837506850
  • NDC分類 571
  • Cコード C3043

内容説明

1988年にISA(The Instrumentation,Systems,and Automation Society)で始まったバッチ制御の国際標準化活動は、バッチプロセスがかかえる問題の整理と、それらを解決するための枠組み作りに貢献した。本書のねらいは、バッチプロセスに関する諸問題の解決に適用できる解法を解説することではない。それよりもむしろ、長年、バッチプロセスの運転・管理などに係わる研究・実務に携わってきた者の立場から、これらの問題のとらえ方と解決に至る道筋を示すことにある。あわせて、国際標準化の概要および動向と、これがもたらす効果、影響を示すことにある。

目次

バッチプロセスとレシピエンジニアリング
製品開発とレシピ
コントロールレシピとコントロールレイヤー
プロセス設計とスケジューリング
バッチスケジューリングシステム構築に対する諸問題
バッチプロセスの運転管理システム
自律分散による変更管理
離散事象としてのバッチプロセス制御
国際標準規格S88およびS95の動向
制御システムの標準化S88
経営管理とのインタフェイスの標準化S95
S88とS95の統合化

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

れおねる

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化学工学会の電子図書館にもある書籍。化学工学に関する書籍は沢山あるものの、バッチプロセスに的を絞って解説されているのが特長。大まかに、①連続プロセスとバッチプロセスの違い、②パターン毎の最適設計の考え方、③スケジューリング・生産計画、④バッチプロセスの制御方法について記載がある。 技術書というよりも、バッチプロセスをどのように最適化し収益に結びつけていくか?という、経営寄りの内容のように感じた。古い本だが、考え方は当時と大きく変わらないんだという事が理解できた。2020/10/23

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