開場40周年記念国立劇場歌舞伎公演記録集
通し狂言 義経千本桜〈下巻〉

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784835615844
  • NDC分類 912.5
  • Cコード C0074

内容説明

日本人が愛してやまない義経伝説を基に、歌舞伎的に装飾された細やかなストーリー展開の深みは、通し狂言でこそ理解できるものです。師匠である名優六代目尾上菊五郎の演技を受け継いだ二代目尾上松緑を初めとして、菊五郎劇団を中心とする俳優陣の好演も二ケ月目に入ります。歌舞伎史に残る名舞台を細部まで、数多くの舞台写真と詳細な上演台本でお楽しみください。

目次

公演情報
配役一覧
解説
あらすじ
主な登場人物紹介
五幕目 北嵯峨庵室の場
六幕目(第一場 下市村椎の木の場;第二場 同竹藪小金吾討死の場)
七幕目 下市村釣瓶鮓屋の場
大詰(第一場 河連法眼館の場;第二場 同奥庭の場)
邦楽連名
随談抄

感想・レビュー

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nightowl

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https://www.kabuki-bito.jp/uploads/images/kouen/819/2306_kabukiza_hh_4bcc5162bb02622c5b142175aa5ee3e6.jpg 予習として読了。メインプロットより親子愛の物語が目立つ。放蕩息子とあやかし。行き違いの悲劇となくした者への思い。傍流を丁寧に書きながら大きなうねりを集める歌舞伎界の代表作。→実際の上演では茶目っ気のある悪人の良心と、後者ではあやかしの舞踊に目が行った。2023/06/03

nekotennperu

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昭和51年11月の歌舞伎「義経千本桜」公演(古典歌舞伎の通し狂言公演) を、写真、脚本付きで紹介したもの。 2ヶ月続けての昼夜公演、4回続けて観た方と同じ体験、とはいかないけれど、こういう写真付き公演記録の本は良いですね。 歌舞伎公演では、知盛、権太、忠信の三役を、ひとりの役者が演じる事があるそうです。この演目には、そういう役者を観る楽しみもありますね。 谷崎潤一郎は「吉野葛」の中で狐の話に触れています。人形芝居でしか観てないのですが、狐の登場シーンは幻想的で一気に引き込まれます。2021/11/27

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