内容説明
カラー図版304点。「『サクラ』以前の桜」「桜の襲」「相撲と桜」を新たに加えた新版。
目次
第1章 「サクラ」とは何か
第2章 古代の「桜」
第3章 「桜」に魅せられて
第4章 「桜」の民俗
第5章 お江戸の「桜」
第6章 「さくら」とことば
第7章 「桜」を象る
第8章 「サクラ」の名を借りて
第9章 暮らしの中の「さくら」
著者等紹介
安藤潔[アンドウキヨシ]
1937年10月15日生。福島県会津若松市出身。新潟大学教育学部卒。公立中学校教諭13年。県立高等学校教諭15年。日本随筆家協会会員
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感想・レビュー
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つんどく
1
資料として、桜の品種とその写真、桜の名所、桜モチーフの紋章、桜モチーフの切手、桜の名を持つ日本酒のラベルがずらり。また、桜に関する言葉、食べ物や地名などがずらりと挙げられている。有名な歌「さくら」の出典を調べる所は手を尽くしたが今だ分からずといったオチ。桜と日本人の関わりについて様々な角度から見、調べ、どういう手を使ってそれら情報にアプローチしたのかも示し、考察しており、参考になる。2019/03/08
束子
1
「桜の雑学辞典」(井筒清次著)同様、桜の基本知識や文学、芸術、サクラの言葉に関することなど多方面からまとめられている。〈カラー版〉とある通り、さくらの写真や絵、切手や日本酒のラベルまでカラーで載っている。「桜の雑学辞典」が“読んで楽しむ”本なら、本書は“見て楽しむ”本だった。2018/04/15
朔風はっち
0
ことば/動植物/日本/自然・気象2006/02/01