内容説明
ある野球好きの平凡なサラリーマンが、西アフリカのガーナに赴任して、ひょんなことからナショナル野球チームの監督に就任。オリンピックを目指して猛特訓を始める。ガーナの文化、習慣の違いをはじめ、さまざまな困難に、もがき、葛藤し、時には挫折しながら、なお夢に向かって奮闘する。「白球」がアフリカで果たした役割は何だったのか。生きる喜びとは何かを気づかせてくれる、ビタミン剤入り国際理解の書。
目次
序章 アフリカ
第1章 出会い
第2章 模索
第3章 衝突
第4章 挑戦
未来への章 生きがい
著者等紹介
友成晋也[トモナリシンヤ]
東京オリンピックが開催された1964年東京生まれ。慶応義塾大学経済学部卒。大学時代は体育会野球部に所属し早慶戦出場を目指すもベンチ入りさえ果たせず。大学卒業後、リクルートコスモス社を経て、国際協力事業団(JICA)に入団。西アフリカのガーナ事務所勤務時代に、ガーナ・ナショナル野球チームを立ち上げ、初代監督に就任、オリンピック出場を目指す。帰国後、JICA本部勤務でのサラリーマン生活の傍ら、NPO「アフリカ野球友の会」の代表を務める
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