内容説明
企業法・金融法の未来はどうなるか。経済のグローバル化・複雑化に伴い、企業・金融・会計をめぐる根本原則が見直されている。議論をつめ解決への道を探るべきホット・イッシューに理論と実務の両面から果敢に挑む。
目次
企業法・金融法の課題
第1部 企業法制(今後の商法改正と企業法制;LLCにおける定款自治の基礎―なぜわが国の学説は有限会社に定款自治を認めてこなかったのか ほか)
第2部 企業会計・金融商品(金融商品・会計・開示;コマーシャル・ペーパー保有者保護と商法・証券取引法 ほか)
第3部 銀行法制と金融行政(金融業務と行政―業際問題と金融機関の破綻;銀行の「その他の付随業務」 ほか)
著者等紹介
弥永真生[ヤナガマサオ]
1961年生まれ。東京大学法学部卒業。現在、筑波大学ビジネス科学研究科教授。専攻、商法・金融法・企業会計法
山田剛志[ヤマダツヨシ]
1965年生まれ。一橋大学大学院博士後期課程単位取得。現在、新潟大学実務法学研究科助教授。専攻、商法・金融法
大杉謙一[オオスギケンイチ]
1967年生まれ。東京大学法学部卒業。現在、中央大学法科大学院教授。専攻、商法・会社法
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