内容説明
宮本武蔵が書き残した『五輪書』『兵法三十五箇条』『五方之太刀道序』『兵道鏡』の4種の兵法書を基に、兵法二天一流第十一代継承者が解き明かす、兵法二天一流の深奥と宮本武蔵の実像。
目次
第1編 宮本武蔵玄信と兵法二天一流(英雄・宮本武蔵;宮本武蔵の復権 ほか)
第2編 「二天一流兵法書」概説(「二天一流兵法書」について;『兵道鏡』 ほか)
第3編 「二天一流兵法書」を読む(「二天一流兵法書」の読み方;兵法と二天一流の本質(地の巻) ほか)
第4編 兵法二天一流剣術の概略(兵法二天一流の沿革;兵法二天一流玄信派の体系)
著者等紹介
宮田和宏[ミヤタカズヒロ]
兵法二天一流第11代継承者・兵法二天一流玄信会主宰師範。宮本武蔵研究家。昭和37年9月9日福岡県太宰府市に生まれる。高校時代『五輪書』を読み、宮本武蔵蔵玄信に傾倒。以来、人生の師と仰ぎ、一般に誤解されている宮本武蔵の実像を研究する傍ら、その一環として無双直伝英信流居合兵法・神道夢想流杖術を学ぶ。昭和60年3月3日細川家伝統兵法二天一流第10代・稗島政信伊心師範並びに後見人・小森田澄男師範に入門し、武蔵塚道場で兵法二天一流を学ぶ。平成4年4月7日兵法二天一流玄信会を発足。平成7年5月19日流祖・新免武蔵藤原玄信没後350年の命日に、岡山県大原町「武蔵の里」で開催された「兵法二天一流サミット」で、各流派師範臨席のもと、稗島政信伊心師範より免許皆伝書『兵法二天一流一刀之巻二刀之巻』および流儀継承の証『五法之太刀道序』を相伝し、兵法二天一流第11代を継承
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