老子・荘子の奥義―西洋哲学と東洋哲学の統一

老子・荘子の奥義―西洋哲学と東洋哲学の統一

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  • サイズ B6判/ページ数 76p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784835510217
  • NDC分類 104
  • Cコード C3010

内容説明

神も仏も悪魔も人間も虫けらも、この世のすべてを創造した造物者がみずからなりすまし演じている、万物に過ぎない。この宇宙万物はすべて、造物者にとって自分自身である。この宇宙万物の営みはすべて、造物者という本当の自分が楽しんでいる一人遊び・一人芝居である。以上が老人・荘子の奥義である。

目次

1 序文(世界の主な宗教や哲学が共有する根本原理=絶対性)
2 絶対性(絶対性の定義・概念―絶対性(絶対的であること)とは、「相対的ではないということ」である
造物者について―造物者は他者を持たないから、この宇宙万物はすべて造物者にとって自分自身である ほか)
3 万物論(万物の斉同性・同等性と万物の不平等性・相対性―人間は平等ではない。造物者においては善も悪も是も非も存在しない;万物の多種多様性と宇宙の絶対性―宇宙は造物者と同一だから、全体として一つの絶対者である ほか)
4 対立しあうものの統一化・同一化(必然と偶然について―人間の運命というものは、造物者においては必然でもあり偶然でもある;主体と客体について―造物者は絶対者であるから、同一事象において主体でもあり客体でもある ほか)
5 結語―西洋哲学と東洋哲学の統一

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