辰巳芳子にまなぶ希望をはぐくむ日々の食卓

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  • サイズ B6判/ページ数 127p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569703565
  • NDC分類 596.04
  • Cコード C0077

出版社内容情報

「いのちのスープ」に代表される料理研究家:辰巳芳子が考える「家庭料理と暮し方」を、自宅での生活ぶりと著作からやさしく紹介!

料理研究家として日本の第一人者である辰巳芳子さんの数ある著書、講演を基に編集、さらに、料理道具、お庭の四季をスケッチして紹介しています。

▼食や料理のことを語りながら、暮らしを通して美しく生きるための道理を説きます。それは、難しいことではなく、生きていくための基本を解き明かしているに過ぎません。言葉の一つひとつを心に留め、日々の食卓を改善し、暮らし全般を良質なものにしたいという思いこそが、明日を生きる希望へとつながると、辰巳先生は導いているのです。

▼「人が愛ゆえに、作ったり、食べさせてもらったりする日々。過ぎてしまえばなんと短いことでしょう」

▼この言葉に代表される「辰巳芳子の日々の食卓へ」の思いは、わたしたちの心の不安の原因を取り除く唯一の方法を明らかにしてくれます。

●命を支える料理を幸せな気持ちでできるよう知恵と工夫を 
●味をつけないシンプルな調理で食材は千変万化 
●旬の食材は身体を整える美味しいお薬 
●庭やベランダで山椒や花柚子を育て日本人の感性を磨く 
●薬味は主役の味を引き立てるもの。多からず、少なからず。適量を添えるのが感性 
●お台所に立つときは息をととのえ優しい手つきで 
●経験を心に舌にファイリング 
●美しい料理表現の感覚を得て美味しい料理を作る 
●より美味しく。より美味しく 
●日々の料理作りが少しでも楽に、楽しくできるすり鉢とすりこぎ 他

目次

命を支える料理を幸せな気持ちでできるよう知恵と工夫を
味をつけないシンプルな調理で食材は千変万化
旬の食材は身体を整える美味しいお薬
庭やベランダで山椒や花柚子を育て日本人の感性を磨く
薬味は主役の味を引き立てるもの。多からず、少なからず。適量を添えるのが感性
お台所に立つときは息をととのえ優しい手つきで
経験を心に舌にファイリング
美しい料理表現の感覚を得て美味しい料理を作る
より美味しく。より美味しく
日々の料理作りが少しでも薬に、楽しくできるすり鉢とすりこぎ〔ほか〕

著者等紹介

辰巳芳子[タツミヨシコ]
1924年、東京生まれ。聖心女子学院卒。料理家の草わけの一人、母上の辰巳浜子さんから料理の手ほどきを受ける。現在、NPO「良い食材を伝える会」代表理事、「確かな味を造る会」最高顧問、「スープの会」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ケロコ

18
【図書館】この本は辰巳さんの数ある著書、講演をもとに編集されたものだと前書きにありました。食べること、料理することを通して美しく生きることを説いてきた辰巳さん。日々の暮らしを良質なものにしてほしいという編集者の気概が伝わります。先に読んだ「お茶」の本にも有った通り、「手が覚えなければ意味がないなあ」と感じました。レシピを見ずに作る料理を増やしていきたいです。2017/05/27

さんしょ

2
NHKの番組で取り上げられていたのを見て興味を持ったので図書館で借りてきた。料理の本なのにビジネス本みたいな名言がいっぱい。「料理とは理をはかること」という言葉にははっとした。出汁をひいてみることから始めよう。2011/10/13

ぶっく

0
図書館。「料理とは理をはかること」。なるほどと思った。読みやすく解りやすい。そして、柚子の木があると便利だろうなと思った。ので、何とか家族を懐柔して庭に一本欲しい。2017/02/09

gojimoto

0
日々の生活が忙しくなってきて、食生活がきちんとできなくなってくると読みたくなる本です。辰巳先生の言葉のよりすぐり。食の大切さと楽しさを再確認します。2014/03/02

高橋直也

0
辰巳先生のお言葉が一つ一つ心に響いてきます。辰巳先生の年輪の積み重ねが一冊一冊の本の積み重ねにもなっているんですね。2013/05/10

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