内容説明
琉球列島にある通称「御神島」。そこではユタ(神人)と言われる霊能者たちが大きな力を振るっていた。昭和22年、ただ、ひとりのカミンチュカナはその強大な霊力、呪力で島を支配していた。そんなカナの前に、ある日一人の青年僧侶が現れた。絶対者カナと僧侶。今、二人の前で凄絶な戦いの火蓋が切って落とされる。
著者等紹介
城原真理[シロハラマリ]
本名:上原まり子ROLAND。1950年1月、沖縄県に生まれる。1974年渡米、結婚。1992年に帰国。平成5年度琉球新報児童文学賞佳作受賞、以来創作にはまり病みつきになる
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