内容説明
専修大学大学院経済学研究科主催の政策科学シンポジウムの報告者を中心として、「福祉と環境コース」所属教員が、コースのキーワードである「生活の質」に視点を定めながら、労働と生活をめぐる構造変化の動向について考察した成果。
目次
第1章 グローバル資本主義下の「生活」と「労働」―日本とドイツの比較を中心として
第2章 日本経済の現状と雇用問題
第3章 働く・働けない・働かない
第4章 日本のワーク・ライフ・バランスの実情―2007年以降の動向
第5章 労働と生活にとっての「安定」とは何か―貧困を捉える視角としての「移動」を考える
第6章 「G企業」時代における労働政策と労働組合
第7章 協同組合と社会経済運動―地域生活圏の接着剤
著者等紹介
町田俊彦[マチダトシヒコ]
1944年東京都生まれ。北海道大学農学部卒業。東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。経済学修士。現在、専修大学経済学部教授。専攻は財政学、地方財政論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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