世界傑作絵本シリーズ 韓国の絵本<br> チェクポ―おばあちゃんがくれたたいせつなつつみ

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世界傑作絵本シリーズ 韓国の絵本
チェクポ―おばあちゃんがくれたたいせつなつつみ

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  • サイズ B4判/ページ数 41p/高さ 25X28cm
  • 商品コード 9784834084368
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

内容説明

この絵本には1970年代の韓国農村部の暮らしが描かれています。1970年代まで、ほとんどの韓国の子どもたちは、チェクポを背負って学校に通いました。カバンがとても貴重な時代だったので、家にある四角い風呂敷や布で本を包んでカバンの代わりにしていました。すべてが不足していた時代、かわいいカバンの登場は子どもたちの羨望の的となるほかなく、主人公のオギも例外ではありません。このような厳しい環境の中でも使い古した余りものの切れ端を利用して、美しい布として活用した昔の人々の生活の知恵とその中に含まれている韓国的な美意識は、豊かな時代を生きている私たちに大切な価値観を教えてくれると思います。4才から。

著者等紹介

イチュニ[イチュニ]
大韓民国慶尚北道奉化郡の農家の娘として生まれ、果樹園農家を営む両親や祖母からたくさんの昔話を聞いて育った。5人の兄妹たちとともに物質的には貧しかったが心豊かな子ども時代を過ごした。川と夕焼けが美しく、昔話が生き続けている安東に長いあいだ暮らし、安東大学国語国文学科を卒業。韓国の昔の子どもの遊びや、田舎の暮らしの片隅に残された文化を絵本にとどめるシリーズで注目された

キムドンソン[キムドンソン]
1970年大韓民国釜山広域市生まれ。洪益大学東洋画科卒業。邦訳された『かあさんまだかな』(フレーベル館)は、韓国出版文化賞を受賞した。韓国固有の文化や生活の中の美を描く作家として知られている

おおたけきよみ[オオタケキヨミ]
大竹聖美。1969年埼玉県生まれ。白百合女子大学大学院修士課程修了後、日韓文化交流基金訪韓フェロー、大韓民国政府招聘留学生として延世大学大学院で博士(教育学)学位取得。東京純心大学こども文化学科教授。『とらとほしがき』(光村教育図書)、『とんぼ』『十長生をたずねて』(ともに岩崎書店)、『非武装地帯に春がくると』『とうきび』(ともに童心社)など韓国の優れた絵本を多数紹介している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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とよぽん

50
韓国でも風呂敷と同じような物を使っていたのか。カバンが高価だった頃、子供たちは教科書や弁当をチェクポという布に包んで学校に通った。古い布を集めておいて、それをおばあさんが一針一針心を込めて孫のために縫う・・・田舎の暮らしに残されていた文化は、今もまだ受け継がれているのだろうか。2020/11/30

papapapapal

43
韓国の絵本。チェクポと呼ばれる、日本の風呂敷のような布。教科書やお弁当を包み、腰に巻き付けて学校に通うオギ。仲良しのダヒが新しい鞄を買ってもらったことから、面白くない気持ちを隠せず、ついには大喧嘩に…。けれど冷静になって、オギは気が付きます…オギのチェクポのそのひと針ひと針に、おばあちゃんの愛が込められていることに。 見守られること、見守ることを描いた、温かな一冊。2020/09/26

anne@灯れ松明の火

43
新着棚で。表紙の女の子がかわいらしく、カラフルなパッチワークが気になって。韓国では、モノを包む、覆う布をポジャギと呼び、福を包むと言われる。教科書や弁当を包むポジャギをチェクポと言う。主人公のオギは、ダヒが買ってもらったカバンがうらやましくて仕方ない。ダヒの嫌味に、自分のチェクポがみじめに思える。でも、おばあちゃんが、丁寧に切れ端を縫い合わせて、つくってくれたことを思い出して……。チェクポを通して、子ども同士のいさかいや仲直りを丁寧に描いている。2019/10/11

ちえ

39
表紙や裏表紙裏も含め少し前の時代の韓国の田園風景、行ったこともないのに何故かとても懐かしい。オギとダヒのやり取りに、自分のこんな頃の友達との事を思い出しまた懐かしい。どこにでもある子供達の日常。これはどの国でも一緒。オギのおばあちゃんとチェクポの思い出と、子供達の笑顔に温かい気持ちがひろがります。2019/11/14

たまきら

38
うっとりするような韓国の田園風景が舞台の絵本です。今では多くが失われてしまった70年代の風景や文化。後書きを読むことでさらに多くの情報を美しい絵からくみ取れることを知り、さらに感動しました。娘さんはキムチ弁当にびっくり。ま、日本ののり弁だってアメリカの高校でびっくりされたものです。文化って本当に面白いなあ。人と自分の違いに敏感になってきた娘さんにとっても大満足な一冊でした。2019/11/08

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