出版社内容情報
北国の湖に棲む河童のユウタは不思議なキツネとの出会いから、目的もわからぬまま“龍川”の水源をめざし故郷を旅立ちます。北国の湖に棲む河童のユウタは、早春のある夕暮れ時、九尾の狐を母にもつというキツネに呼び止められます。「そなたは旅立たねばならぬのです」。その言葉に戸惑いながら、やがてキツネの言う“龍川”の水源をめざし、理由も目的もわからぬまま、ユウタは旅の仲間となるキツネの娘アカネと天狗のハヤテとともに旅立ちます。3にんの旅立ちを喜ぶ鳥や獣たちがいる一方で、執拗にあとを追うカラスの群れや謎の黒い影も……。
斎藤惇夫[サイトウアツオ]
斎藤惇夫 1940年新潟市生まれ。小学校一年から高校卒業まで長岡市ですごす。長年子どもの本の編集に携わり、現在は、著作と、子どもの本の普及活動を続ける。著書に『グリックの冒険』『冒険者たち』『ガンバとカワウソの冒険』『哲夫の春休み』(以上、岩波書店)、『おいで子どもたち』(日本聖公会)、『現在、子どもたちが求めているもの』『子どもと子どもの本に捧げた生涯』(以上、キッズメイト)、講演録に『わたしはなぜファンタジーに向かうのか』(教文館)などがある。
金井田英津子[カナイダエツコ]
金井田英津子 1955年桐生市生まれ。1980年筑波大学大学院芸術研究科修了。国内、海外の展覧会、個展等で版画作品を発表するかたわら本の装幀挿画を手がける。装画・挿絵に『人形の旅立ち』(長谷川摂子作/福音館書店)、『哲夫の春休み』(斎藤惇夫作/岩波書店)、『瓦経』(日和聡子著/岩波書店)など、絵本の仕事に大型絵本「日本昔ばなし」シリーズ〈全五冊〉(小澤俊夫再話/くもん出版)などがある。2004年に『人形の旅立ち』の造本挿絵で赤い鳥挿絵賞、造本装幀コンクール審査員奨励賞を受賞。
内容説明
水源をめざし、今、旅が始まる―北国の「恵みの湖」に棲むひとりの河童、ユウタ。早春のある夕暮れ時、ユウタは不思議なキツネに呼びとめられます。「そなたは旅立たねばならぬのです」。その言葉に戸惑いながらも、やがてキツネの言う“龍川”の水源をめざし、目的もわからぬまま、ユウタは故郷をあとにします。「ガンバの冒険」シリーズの著者がおくる長編ファンタジー。小学校上級以上。
著者等紹介
斎藤惇夫[サイトウアツオ]
1940年新潟市生まれ。小学校一年から高校卒業まで長岡市ですごす。長年子どもの本の編集に携わり、現在は、著作と、子どもの本の普及活動を続ける
金井田英津子[カナイダエツコ]
1955年桐生市生まれ。1980年筑波大学大学院芸術研究科修了。国内、海外の展覧会、個展等で版画作品を発表するかたわら本の装幀挿画を手がける。2004年に『人形の旅立ち』の造本挿絵で赤い鳥挿絵賞、造本装幀コンクール審査員奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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