著者等紹介
ディロン,エリーシュ[ディロン,エリーシュ] [Dillon,Eilis]
アイルランドの作家(1920~1994)。最初、アイルランド語で、のちに英語で、子どものための作品を書いた
たがきょうこ[タガキョウコ]
多賀京子。1955年、岡山県に生まれる。上智大学外国語学部フランス語学科卒。絵本、児童文学の翻訳家として活躍する傍ら、図書館や小学校で昔話などを語るストーリーテリングの活動もしている。神奈川県在住
ひらさわともこ[ヒラサワトモコ]
平澤朋子。1982年、東京に生まれる。武蔵野美術大学卒業後、フリーのイラストレーターとして様々な媒体で活動。東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かなばる
14
おうちが動いたり話したりというのは斬新だった。周りの大きいおうちに馬鹿にされたり、小さいおうちの仲間を探しに行ったり、面白い話を聞けないと退屈したりというおうちの人間らしさが面白い。最後のまとめ方は見事で、誰もがハッピーになる終わりでよかった。2024/12/27
ポラリス
14
うーん、絵は美しいのに、ストーリーがイマイチ心に響きませんでした。無駄な描写が多く読後感も微妙。そして兎にも角にも文字が多い...!地元の図書館では絵本にカテゴライズされていたのですが、ページを開くと綺麗な絵よりぎっしり詰まった文字に目を奪われてゲッソリ。もはや挿絵。どうやらこの本を含む『ランドセルブックス』シリーズは絵本と児童書の中間を意識して創られたそうな。なんだか納得。2017/07/13
ヒラP@ehon.gohon
11
バージニア・リー・バートンの「ちいさいおうち」の印象が強いだけに、妙に損している物語のような気がします。 家が歩きまわるという突拍子もない発想なので、夢の部分でどんどん展開してくれると楽しさも膨らむのでしょうが、お父さんの仕事のこととか、海の潮風のこととか、現実問題が邪魔をしているようで、物語の長さほどには感じるところは多くなかったです。2019/08/08
ヒラP@ehon.gohon
9
【再読】2020/07/18
7petit
8
『ちいさいおうち』のイメージがあまりにも大きいので、読む人によって感じ方は違うと思いますが、おもしろい展開だし、読んで楽しめる本だと思います。街中に住んでいる子どもたちなら、この時期、おうちと一緒に海が見下ろせる場所に行きたくなるに違いありません。私も行きたい‼︎2015/07/12