内容説明
畑仕事を楽しむ中から、野菜や虫たちの応援歌が生まれました。パセリの葉陰で雨宿りをするてんとう虫。おてんとう様に思い焦がれるトマトの娘。チョイトナー、ドッコイショなどの合いの手も楽しい歌づくしの絵本。
著者等紹介
田島征三[タシマセイゾウ]
1940年大阪に生まれる。多摩美術大学図案科卒業。東京都日の出町で、ヤギやチャボを飼い畑を耕す生活をしながら絵画、版画、絵本などを創作する。1998年より静岡県伊豆高原に移住し、木の実との新しい出会いもあり、近年、木の実など自然の素材を使ったアートを本格的に展開している。絵本に『ちからたろう』(第二回ブラティスラヴァ世界絵本原画展金のりんご賞・ポプラ社)、『ふきまんぶく』(第五回講談社出版文化賞・偕成社)、『とべバッタ』(絵本にっぽん賞、小学館絵画賞・偕成社)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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keroppi
50
図書館にて。リズムに乗って、畑の四季。いろんな野菜が、どんどんとれる。リズムに乗って野菜を味わおう。2018/09/15
ケ・セラ・セラ
21
生きている、生命力みなぎる田島さんの絵。土を耕し蒔いた種から芽が出て育ち野菜が実る。本のサイズは大きくないのに、はみ出さんばかりの勢い。韻を踏んだ文もリズミカルで楽しい。畑の四季。2022/09/01
ひな
16
今月のぶっくくらぶより次女用。ダイナミックで力強い絵で四季の野菜たちが描かれる。しかし、ちょっと子供にはわかりづらいかな。プチトマトを育ててたのでトマトのページには反応しましたが、他はちょっとよくわからないようでした。。私もこのリズミカルな生き生きした詩を上手に読めず、難しかった...。2016/08/31
アリクイ
12
図書館で惹かれた絵本。「はたけうた」というタイトルでちょっとウキウキ。内容は、豪快で力強い野菜達の絵と、歌の様な、民謡の様な文。この二つが混ざりあって出来たエネルギーが絵本から溢れている感じがします。文を勝手に歌にして歌いたくなる。そして畑にまつわる色んなものをガッツリ楽しめますね。愉快。2014/07/31
kazu_tea
12
ダイナミックな野菜の絵と勢いのある文章、どちらも楽しかったです。聞いていた息子も思わず声に出してみたくなったようで、途中からは語り手をバトンタッチしてもらいました。2013/04/07
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