出版社内容情報
そらまめくんの宝物はふわふわのベッド。だからだれにも貸してあげません。ところが、そのベッドが突然なくなってしまったのです……。愉快なそらまめくんの楽しいお話。
<読んであげるなら>3才から
<自分で読むなら>小学低学年から
1 ~ 2件/全2件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
329
なかや みわ・作。そらまめくんの大事な大事なベッド。ところがある日、その大切なベッドが行方不明に…というお話。もちろん、最後はみんな幸せに。上手い絵というのではないけれど(いい意味でアマチュアっぽい)そらまめと、背景の草原の緑のパステルカラーが暖かい優しさを伝えてくれる。そらまめくんのベッドは、ごく幼少期のゆりかご(あるいはベビーベッド)のかすかな記憶を呼び起こし、子どもに幸せな気持ちを運んでくるのかもしれない。2025/04/26
馨
191
絵本。そらまめくんのベッドは確かに他の豆だちのそれより気持ちよさそうだな。他の豆たちが寝たがる気持ちもわかるし、他の豆たちを寝させたくない気持ちもわかります。うずらの親子も可愛かったです。本当にうずらはそらまめくんのベッドで産卵するのだろうか?2021/03/28
HIRO1970
131
★☆★豆にも色々あるのが子供の頃に認識できます。独り占めしている時には分からなかった気持ちの変化が失って初めて解る・・・。譲るということをやんわり教えてくれます。良著2004/01/01
mincharos
96
ある日そらまめくんのベッドがなくなって、色んな豆たちのベッドを借りようとするけれど、自分のベッド以上のベッドはありません。探しに出たそらまめくんが、ようやくベッドを見つけたら、うずらが卵を温めるのに使っていた!無理やり取り上げたりせず、卵が孵るのをちゃんと待ってあげるそらまめくん、優しい。そらまめを取り出した後の、さやの内部のフカフカ具合ったらたまらないよねー!塩茹でにして、あつあつ状態をビールと共に頂くのが好き。(中の薄皮も食べる派)2017/11/06
あーさん☆GWは墓参りをハシゴしました。暑くてバテました。
95
再読。睡眠の浅いおいらには羨ましいベッドじゃ(¯―¯٥)2020/04/23