目次
1 音のない世界に投げ出されて―「こうだったから、こうなってしまった人生」からの出発(誕生―両親の期待と希望を一身に受けて;罹患―結核性髄膜炎で危篤に;音のない世界に投げ出されて ほか)
2 言葉を求めての闘い―「こうだったけど、こうなれた人生」を生きる(日本聾話学校に入学;言葉を求めて;松沢豪先生との出会い―マンツーマン教育が始まる ほか)
3 願いに生きる新たな旅立ち―「こうだったからこそ、こうなれた人生」に向かって(母との別れ;高橋佳子先生との出会い;「私が変わります」による新しい人生の始まり ほか)
著者等紹介
松橋英司[マツハシエイジ]
1955(昭和30)年、北海道函館市に生まれる。日本聾話学校を経て、東京教育大学附属聾学校(現・筑波大学附属聴覚特別支援学校)歯科技工科を卒業。現在、歯科技工士として日本タイコニウムで働くかたわら、母校の筑波大学の非常勤講師として、歯科技工の指導にあたる。また、全国の多くの学校や企業、各種団体などで、精力的に講演活動を行っている。2013年にはアメリカ・サンフランシスコでも講演し、大きな反響を呼ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Hideki Maeda
1
難しいテーマ 「人はなぜ生きるのか」と問われている気がしました。 その答えが最後に語られていますが、これからの私の人生を意味のあるものにするために大変勉強になりました。 自分の人生を良くも悪くするのも、他人ではなく自分自身なんだと。 でも著者も私も最初から理解出来ることではなかったのてす。ここまての道のりが全て経験となり、今を作ってきたのです。 なので人それぞれ歩む道のりが違うように理解出来るタイミングもそれぞれかもしれません。でも理解できる日が来たなら、きっと素晴らしい財産になると思います。 2021/11/28
Sinya Suzuki
0
第三章で涙が止まらなかった。2020/09/24