内容説明
むかし、きたのはてのうみべに、タギカークというおとこのこが、おかあさんとふたりでくらしていました。おとこのこのおとうさんは、あたりのうみでいちばんうでのいいりょうしでした。ところがあるとき、5にんのなかまとふねでくじらをとりにでかけ、うみであらしにあってしんでしまいました。それからまもなくしてうまれたのが、タギカークでした。おかあさんはあかんぼうに、うみでしんだおとうさんとおなじタギカークというなまえを、つけたのです。読んであげるなら4才、自分で読むなら小学校初級むき。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
39
読み友さんの感想を読んで。ロシア人作家によるアジアの「エスキモー」少年の話です。くじら、せいうち、あざらし。野菜が育たない環境なんだろうなあ…と思わせてくれるこんぶ漁の描写。力強いクジラの絵が素晴らしかったです。最後のページ、人力のトランポリン?がとっても楽しそうでした。2024年再出版なんですが、いまも「エスキモー」という総称でいいのかな?調べてみよう。2024/07/20
山田太郎
25
目の力が強そうな感じというか。わかったようなわかんないようなと。娘と読まなくてよかったのかと、よく説明できません。絵が好みだったので、読んでました。2019/04/07
k sato
19
「こどものとも世界昔ばなしの旅(全15冊)」よりイヌイット系の民話です。極寒の海洋周辺に母子家庭で育ったタギカーク。漁師だった父親が捕鯨漁で命を落としてしまい、 タギカークは貧しい暮らしを強いられました。ある時、母親の苦労を想い一人漁に出掛けたタギカークは岩場から転落してしまうのです。すると、不思議なことにタギカークの父親とその漁師仲間に出会うのでした・・・どのような苦境に遭遇しても、自分の意志を貫くタギカーク。少年の勇敢さ、正直さ、優しさが伝わってくる物語です。2024/07/28
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
『ちいさなりょうし タギカークーアジア・エスキモーの昔話』 こどものとも|1993年2月号 V.グロツェル 再話/G.スネギリョフ 再話/松谷 さやか 文/高頭 祥八 画の絵本化。 海で亡くなった父の名前を受け継ぎ逞しく生きるタギカーク。おじいさんに恩を感じ、共に生きていくところが良かったです。 2020/06/07
gerBera.m
11
アジアエスキモーの話とのこと、タギカークという漁をしていた父を亡くしうみで、少しでも家族の役に立とうとしたら足を滑らせ自分も海へ落ちたら、死んだ父にあいます。そこでふしぎな体験をしたことで、アザラシなどの肉やモリを手に入れて、どんどん漁師として成長する話。クジラを1人で仕留めるのは大げさですが、少年の勇気とやる気に応援したくなる話でした。2025/03/16




