内容説明
むかし、きたのはてのうみべに、タギカークというおとこのこが、おかあさんとふたりでくらしていました。おとこのこのおとうさんは、あたりのうみでいちばんうでのいいりょうしでした。ところがあるとき、5にんのなかまとふねでくじらをとりにでかけ、うみであらしにあってしんでしまいました。それからまもなくしてうまれたのが、タギカークでした。おかあさんはあかんぼうに、うみでしんだおとうさんとおなじタギカークというなまえを、つけたのです。読んであげるなら4才、自分で読むなら小学校初級むき。
むかし、きたのはてのうみべに、タギカークというおとこのこが、おかあさんとふたりでくらしていました。おとこのこのおとうさんは、あたりのうみでいちばんうでのいいりょうしでした。ところがあるとき、5にんのなかまとふねでくじらをとりにでかけ、うみであらしにあってしんでしまいました。それからまもなくしてうまれたのが、タギカークでした。おかあさんはあかんぼうに、うみでしんだおとうさんとおなじタギカークというなまえを、つけたのです。読んであげるなら4才、自分で読むなら小学校初級むき。