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内容説明
ハリウッドの映画会社で、ロケ地の下見と折衝役を務めるモーガンは、ホラー映画のロケ候補地ロッキーブラフに飛んだ。“町の風紀を乱す”を理由にロケに難色を示す、町長のベンを説得するのが目的だ。予想に反して、ベンは若くてハンサムな男だった。彼は撮影の舞台となるカスペル邸にモーガンを案内し、この屋敷にまつわる若妻シャーロットの悲恋物語を聞かせてくれた。心なしか、不気味な霊気と怨念がたちこめているようだ。たとえベンの説得に成功してもホラー映画を地でいくような恐怖シーンが現実になる。…モーガンはそんな予感におののいた。