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内容説明
アンデスのスキー場ポルティーヨには世界の富豪がつどう。連日の激務と親友の死―いつもは元気な、『ロサンゼルス・クロニクル』紙の記者アンだが、傷ついた心をかかえたいまの彼女には標高3000メートルから眺める青い空も、澄んだ湖も、白い雪も、すべてがむなしい。そっと彼女に近づくチリの果樹園王、タボ。「きみの目は秋の色だ。金色がまじって、神秘的で…」人の心を失いかけていたアンは愛の予感にふるえた。白銀のスロープが恋の迷路に変わった。だが、愛をたしかめあったあとでなぜか、タボはアンをつきはなそうとする。愛に背を向けていたのは彼のほうだった…。