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内容説明
コンピュータのプログラマーだった夫マイクが自殺したのは2年前、今日と同じクリスマス前日だった。楽しいはずのクリスマスイヴになぜ自殺なんかしたの?ヴェロニカは憂鬱な思いで、夕闇を見つめていた。そんな時、マイクの旧友というジェイ・ジェニングスから電話があった。マイクの死を知らないジェイに夫の近況をきかれ、ヴェロニカは思わずわっと泣きだしてしまった。見知らぬ人の前で泣いたりしたのは初めてだ。だが、その夜知人の家でジェイに紹介された時、ヴェロニカには彼が見知らぬ人とは思えなかった。ジェイのそばにいると心が和み、すべてをわかってもらえるような、まるでずっと前から彼に愛されていたような気がするのだ。そんなことはありえないはずなのに…。