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ちょっとそこまで

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 31cm
  • 商品コード 9784900656345
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

出版社内容情報

 ハナは妹のサクラとお母さんといっしょに散歩にいきました。公園についたら、お母さんは、おばさんとおしゃべりに夢中です。 ハナは乳母車にサクラをのせて、二人だけで公園のなかをあっちこっち散歩して、外に出てしまいました。町を通って、町外れの丘へ……そのとき突然、乳母車が動き出して……そこから予想もしない冒険の旅が始まりました。びっくり、どきどき、わくわくの冒険から、ハナとサクラは、どうやってお母さんのところへ戻ってきたのでしょう!
 4歳くらいから。

私には、少し年の離れた姉がふたりいます。姉たちが友人と遊ぶとき、幼すぎる私は、とても足手まといだったようです。あるとき、古い書棚から、姉の子供の頃の日記が出てきました。「○月○日、きょう、いもうとが私のおへそをかんだ」と、ありました。きっと私は、精いっぱいの自己主張をしたんだと思います。「もっと、遊んで! 遊んで! わたしをかまってよ」って。

 2002年ボローニャ国際絵本原画展入賞『だったらいいな』(アスラン書房)の続編。ハナとサクラは、あのときより少しだけ大きくなって登場します。妹のサクラに、ちょっぴりジェラシーを感じているハナ。お姉さんという立場は、ほめられてうれしいこともあるけれど、我慢しなければならないことのほうが多いから。そんなハナの心の中を、お母さんはなかなか気がついてくれなくて、ちょっとだけすれ違うこともあります。でも、ハナのバイタリティーは、そんなくったくを吹っ飛ばして、大きく飛躍します。最後は、ハナもサクラもお母さんも、そして読者も幸せに包まれて終わります

著者等紹介

かべやふよう[カベヤフヨウ]
愛知県豊川市生まれ。会社員を経て1995年よりフリーで、デザインやイラストの仕事をしている。雑誌『VOGUE bambini』(イタリア版)、幼稚園の壁画など。2002年『だったらいいな』(アスラン書房刊)で、ボローニャ国際絵本原画展入賞。韓国、イタリアでも絵本を出している。東京都杉並区在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雨巫女。@新潮部

9
《書店》ちょっとそこまでじゃないじゃない。ハラハラしました。2013/10/25

ごへいもち

4
読友さんご紹介本。いいかも2013/11/22

timeturner

2
お母さん、のんきすぎるだろう(^^;)。読んでてデジャヴ感がすごくあったんだけど、『アヒルのぼうけん かわのたび』ってこれからインスパイアされたのかも。2016/04/30

蘇芳

1
読み聞かせ。じゃあぼくもやってみよう!にならないように読み終えてからしっかりお話しました。2020/11/15

ロロ

0
はちゃめちゃで楽しかった。2021/02/05

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