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内容説明
ニュースショーのアンカーウーマンとして有名なローレンは、ドアの前でしゃがみこみ、バッグに手を入れて鍵を探していた。やりがいのある毎日だが、恋には恵まれないみたい。舞踏会のパートナーにも事欠くなんて、とぶつぶつ言っていると、ふいに背中に衝撃を受け、ドアの前に押し倒されてしまった。美しいエメラルドグリーンの瞳が心配そうにのぞきこんでいる。「申し訳ない。見えなかったんだ。気になることがあって」なんて長身でハンサム。この人が独身でダンスが踊れたら、市場主催の舞踏会に一緒に行ってもらうんだけど…。その思いつきが現実になる日が訪れた。ただし、交換条件あり。「祖母の病気が治るまで、夫婦のふりをしてくれないか」彼はローレンのファンである心臓病の祖母を喜ばせたいというが、そんなふりができるわけない。でも舞踏会に行けるなら…。